平成28年度「介護労働実態調査」の結果によれば、
介護職員の離職率は16.7%全産業平均よりも上回り、人財不足が常態化している。
では、詳しく調査概要を見てみよう!!
従業員の過不足
介護サービスに従事する従業員の過不足状況を見ると、不足感(「大いに不足」+
「不足」+「やや不足」)は 62.6%(61.3%)であった。
不足している理由については、「採用が困難である」が 73.1%(70.8%)、「事業を
拡大したいが人材が確保できない」が 19.8%(20.3%)、「離職率が高い」が 15.3%
(15.8%)であった。
採用が困難である原因は、「賃金が低い」が 57.3%(57.4%)、「仕事がきつい(身
体的・精神的)」が 49.6%(48.3%)であった。
介護サービスを運営する上での問題点
「良質な人材の確保が難しい」が 55.3%(53.6%)「今の介護報酬では人材の確保・定
着のために十分な賃金を払えない」が 50.9%(53.8%)であった。
過去 3 年間に介護を理由に退職した従業員の有無
「介護を理由に退職した従業員はいた」が 23.4%(23.5%)であった。
という事は、過半数以上の事業所で「人財が不足している」
人財が採用出来ないから「事業拡大」が出来ない・・・
そして、人手が足りない事で
現場では「不満」になり53%が人手が足りない不満を抱えている。
人財が不足している理由の73%は「採用困難」
このままでは、永遠に採用困難が続く
それは何故か?
どうして?自社で採用が獲れないのか?理解していないから
ご存じ労働人口の減少は全ての業界での問題。
この先、少子高齢化は益々進行する。
だから、「今」採用が獲れなければこの先獲れる保証はどこにもない。
何が行けないのか?
それは世間のせい?
違います!!
「良質な人財の確保が難しい」?良質な人財とはなんなのか?
では?良質な人財の定義はきちんとなされているのか?
これからは、人財は「育てる」時代。
良質に拘るのが間違え・・・
ましてや「今の介護報酬では人材の確保・定着のために十分な賃金を払えない」と
考えている事業所は終わっている・・・
仕事を選んだ理由で
「働きがいのある仕事だと思ったから」が 52.4%と答えている。
という事は半分の方は、「働きがい」があると思っているのに
その想いを裏切っているのは会社だと理解した方が良い。
そして、介護を理由に退職した従業員が2割を超えている。
あなたの仕事はなんですか?
と聞きたい・・・・
親と離れているならまだ仕方ない
そうでない場合、今勤めている事業所では
親の介護をお願いできないという事。
採用困難な今、定着率を上げなければ話にならない。
どうすれば?採用が出来て、定着率が上がるのか?
答えはあります。
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