私の場合、大と大とのつながりを大切にする、というような
精神的な面のほかに、住宅に対して細かいこだわりをもっています。
それは「健康」「環境」「デザイン」「問取り」です。
そして、10のこだわりがあるのです。人の体に悪影響がないような
建材を使用して、健康に優しい建物であること。同様に、環境にも
優しい建物であること。そして、デザイン面で優れていて、住人の
誰もが自慢できるマンションであること。この4つです。
マンションの大小やその立地など、ほかの条件がどういう状況の
マンションであれ、この4点においては私の会社で手がけたすべ
てのマンションにおいて共通していることです。健康や環境に優し
くない建物には、長く住み続けることができません。
目先の利益にとらわれて、安い建材を使うのではなく、何年あと
になっても、顧客に「あの会社に頼んでよかった」と思ってもらう
建物を作ることが理想です。
もちろん、自信をもって建設した物件が顧客の希望に合わず、
文句を言われるようなときだってあります。こだわりがあるからこそ
、悔しいし悲しい。
それでも、そこでつまずいてしまわずに、それならどうしたら喜んで
もらえるのかということを考え、また成長の糧にしていけば良いのです。
そして、このようなこだわりを持って実際に建設した物件には、
私か誰よりも誇りを持っています。
新しくマンションの建設を相談に来る人との話し合いのなかでも
、私は何度となくそれを主張します。なぜなら、初めてのお客様に
とっての安心感にもつながると考えているからです。当然、
まじめに仕事をしてきたからこそ、胸を張って人にいうことができるのです。
確かに、すべての面で誰にも負けない、マンションを作りたいとい
う理想はあります。
けれども、それに向かう第一歩として、これだけはだれにも
負けないという「こだわり」を、マンション経営
の中にひとつでも持ち、それを自分の誇りにするべきなのです。
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