そろそろオミクロンのコロナ禍も終わりそうです。世界中で3億4,646万人の感染者と558万人の死者(1月22日現在)を出した100年に1回のコロナパンデミックは、もう一般的な『風邪』や『インフルエンザ』になってしまいそうです。しかしだから良かったね…、ではないのです。コロナ後の世の中に起こることは100年に1回の『経済・金融の大崩壊』ですから、もしかしてコロナより苦しくて厳しい生活になるのではないでしょうか…。すみません。驚かすつもりはないのですが、私はいつも最悪を考えて経営したり生活していますので、そうならなければ幸いですが、もし万が一にも『世界同時大恐慌』になってしまったら、どうすればいいのかを考え続けています(2024年の9月が危険です)(私は悲観的に計画して、楽観的に行動するタイプの人間ですので…)。さてその理由ですが(1)世界各国はコロナ対策資金を使い過ぎてしまいました。欧米日で2,800兆円です。日本は300兆円(GDP500兆円)、アメリカは500兆円(GDP2,300兆円)。日本もアメリカも債務残高は史上最高額となってしまいました。もう駄目ですね。(2)コロナが終われば景気は良くなるのでしょうか。なりません。そもそもコロナの2年間で私達仕事をする人達の働き方と考え方が全く変わってしまいましたから、もう元の社会に後戻りすることはありません。テレワークは続きますし、飲み会やレジャーは全く違った形になってしまいます。生活の仕方も健康的な持続可能なエコロジー生活となります。(3)企業も全く変わってしまいます。今までの『縦型社会』の組織図はなくなり『横型社会』となります。脱炭素とSDGsですから、もう企業のエゴで売上や利益ばかり求めることは許されません。他者(他社)との共存共栄が求められますから『一人勝ち』の経営戦略では生き残ることができません。あくまで地球や人類に貢献する企業でないと存続できないとすると、まあ半分くらいの会社や企業は倒産するのではないでしょうか。実感として本当の『明治維新』と『敗戦の焼け野原』がもうすぐやって来るのでしょう。私はそう思います。(4)政治はもう終わっています。コロナ対策、金融対策、経済対策、エネルギー対策(原発や太陽光や液化ガス)、外交対策(中国・アメリカ・ウイグル自治区・台湾・韓国その他)、文科省(正しい教育)、厚労省(正しい医療・介護・福祉・年金)、国交省(正しい住宅政策・都市計画)全て間違いだらけだと思います。しかし誤解のないように聞いていただきたいのですが、私は誰かが悪いと言っているのではありません。政治家もお役人も一生懸命に全力でやっていただいているのです。そして政治家を選んだのは私達国民一人一人なのですから、そんなことを言えば、一番悪いのは私達一人一人です。しかし私達も悪くはなく、一生懸命に生きているのですから何の問題もありません。私の言いたいことは、この(1)も(2)も(3)も(4)も今歴史的に『1,000年に1回』の世界の大変革が始まっていることが全ての原因なのです。と私は思います。さて私の超悲観論はともかく、コロナが終わった後私達はどう生きていけばいいのでしょうか…(?)皆さんはどうお考えですか。1つだけ間違った答えがあるとすると、それは『別にコロナの前に戻るんでしょ』です。このお考えだけは無くさないとコロナ後に自滅してしまいます。歴史の変わり目は分かりにくいものなのですが、後になって後悔するのが一般のほとんどの人達の常識的な判断なのだとご理解ください。はい、偉そうなことを申し上げましたが、もう言いません。お一人お一人が判断して、コロナ後の厳しくても素晴らしい時代を元気に生きてゆきたいものです。70歳の老人の取り越し苦労話をお許しください。