これからは、高齢者が爆発的に増える。だから介護が良い。
だから、箱物のサ高住が良い。
と言われております。確かに高齢者数は3,000万人を突破し、そろそろ、カナダの総人口を超える見通しです。
しかし・・・
例えば、本社のある茨城県ひたちなか市で見てみると、
高齢者数32,300人 高齢化率20.2%
よし、行けるぞ~と要介護対応型サ高住を開設すると思わぬ落とし穴が・・・
要介護状態になるのは、80歳以上で20% 85歳以上で50%と言われております。
なので、問題は高齢者数もそうですが、重要なのは、85歳以上人口
この場合、3,615人(2.3%)しかいないと言う事です。
人口ピラミッドでH26年予測を見ると
一番層が厚いのは男女ともに40才~44才
高齢者としてボリュームがあるのは、60才~74才まで
そして、この年代の方はあと15年ぐらいはあまり「介護保険」のお世話にならない
方々なんです。
見方を変えれば、十分に15年~20年は「需要」があるとも言えます。
それにも関わらず、「要介護型」のサ高住が非常に増えています。
直近の要介護認定者数4,964人認定率14.1%
特養は5施設286床あります。 老健は6施設519床あります。
高齢者のひとり暮らし世帯数は?夫婦のみ世帯数は?
求めらるニーズは?
これらをきちんと把握しなければ行けません。
そして、サ高住は11棟193戸登録があります。
実際に、サ高住で満室にするまでオープンから約1年半から2年ほどかかっています。
金額帯も居室面積も大きな違いはほとんどありません。
熾烈な入居者獲得競争が激化しています。
ではこれからのトレンドは?
小さなコミニュテイタウンとしての「サ高住」
これは石川県金沢市に誕生した「シェア金沢」
11,000坪の広大な敷地を活用した
住人同士の交流はもちろん、地域の住民たちが楽しく集える街です。天然温泉、レストラン、ライブハウスなどのアミューズメント施設、人と人との交流を楽しむ施設や機能があります。
住民参加型の街づくり。シニアの住み替えを意識したサ高住です。
もちろん、医療介護の連携もとれているので、終の棲家としても安心です。
次にだいにちスローライフビレッジ
こちらは新潟県上越市に誕生するスローライフビレッジ
約1万坪の敷地を活用して、クリニック・調剤薬局・農園・ゴルフ練習場・ゲートボール場・商業施設を併設。
もちろん、医療介護連携なので安心。
徐々にこの様な、愉しむ暮らしをテーマとしたサ高住が増えてきております。
私共の提唱する「コンセプト型サ高住」と同じ発想です。
敷地が広ければ、この様な形が良いとおもいます。
しかし、最低でも2,000坪~5,000坪ぐらいなければ厳しい。
そこで、もっとコンパクトにしたのが、「コンセプト型サ高住」です。
サ高住は住まいとして考え、医療介護が必要になったら依頼すれば良い話です。
冒頭のひたちなか市のデータですと、60~74才のマーケットを狙えうと考えたら、
十分に行けます。
難しく考えずに、サ高住から一旦「介護」を切り離したらもっと
広がりを見せるはずです。
「価値の創造」暮らし方提案。
サ高住の常識が変わります。
コンセプト型サ高住は「オープン前満室」の実績があります。
まずはwww.hwc-zoo.org
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