アパートやマンションのエントランスに花や緑を飾ると入居促進に効果的だという事は「困ったときのグリーン」と呼ばれるほど、多くの方から成功事例が発表されています。
しかし、所有する物件が自宅に隣接していて花の管理を毎日出来る環境であれば問題はありませんが、遠隔地などで毎日管理が出来ない場合、夏場の水やりが問題です。
その様な方に、簡単に製作できる「自動水やり装置」をご紹介します。
準備するものは、
●風呂の残り湯を洗濯機にくみ出す「バスポンプ」
カインズホームオリジナルで数百円!
ON-OFFのスイッチが昔ながらのスライド式のモノが良いです。
●20リットルの水缶(ポリタンク)
ホームセンターの防災用品コーナーにあります。
●デジタルプログラムタイマー(REVEX PT50DW)
秒単位でON-OFFの設定が出来る優れものです。
ネット通販で1200円位で購入できます。
●15ミリの透明ホース
●散水ノズル
●3ミリ程度のゴム板
以上です。
製作方法は、
(1)バスポンプの吐出口にホースを接続する。
(2)バスポンプを水缶の中に入れる。
この時に水缶の底にポンプの給水口が向いていることを確認しておいてください。
(3)バスポンプからの電源コードとホースを水缶の出口側からゴム板の穴を通し取り出し、コックを外した水缶のキャップでねじ止めする。
(4)ホースの先に散水ノズルを取り付け、プランターに固定する。
(5)バスポンプの電源プラグをプログラムタイマーのコンセントにつなぎ、プログラムタイマーをコンセントにつなぐ。
(6)プログラムタイマーの説明書を読みながらタイマー設定をする。
です。
このバスポンプの吐水量は3秒で500mlですので、毎日3秒動作する設定ですと20Lの水缶の水は40日間もちます。
さらに、水缶の中に液肥を混ぜると追肥も自動で出来て便利です。
この様に誰でも簡単に組立できる『プランターの自動水やり装置』ですので、大家さんのアパートやマンションのエントランスの花の管理にお役立てください。
※このバスポンプ・プログラムタイマー共に直流電源で動作可能なので、続編で乾電池駆動の自動水やりシステムをご紹介していきたいと考えております。
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