明石土地活用ドットコム

　8月末のこの時期は、アパート大家さん向けに空室対策のご紹介やノウハウの情報提供などで、休む暇がありません。
　その様なお手伝いをしていて、いつも残念に感じる事は、建設業者は大家さんの厳しいコスト感覚が解っていないという事です。

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　特に「空室のリフォーム」というと、過剰な工事や高い見積もりを出してくる業者が多く、入居が決まってからのコストパフォーマンスを考えればお断りをしなければならない事が多いのです。
　そこで、今回は、アパートのリフォームも知恵を絞れば半分のコストで同様の成果が発揮できるという事例をご紹介します。

　今回の物件は3DKの間取りを1LDKに変更するため、不要な壁の撤去を行ったものです。

　通常この様な間取り変更の場合は、床壁天井共に全てクロスを新品に張替えを行いますが、この物件は壁紙が新品同様で綺麗なため今回はあえて張り替えなしで行う工法を採用しています。

　撤去する壁と撤去しない壁との境目にカッターで切り込みを入れて、クロスをはがしながら不要な壁の撤去を行い、撤去した壁の傷跡に板状の材料を取り付けて違和感を少なく仕上げるという方法です。

　この様な工法の採用によって、クロスの張り替え無しに間取りの変更が可能になり、コストを約50%削減し、リフォーム後の収益の向上に効果を発揮しています。

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