国土交通省が令和6年地価を公示しました。

全国では、全用途平均・住宅地・商業地のいずれも3年連続で上昇。
最高額は、山野楽器銀座本店の5570万円/㎡。
坪1.8億円でっせ。

大阪圏では、全用途平均・住宅地は3年連続、商業地は2年連続で上昇。

価格1位は、グランフロント大阪南館で2.360万円/㎡(坪7788万円)、
上昇率1位は、道頓堀の新世界串カツいっとくでプラス25.3%。

インバウンド需要の回復が顕著ですね。
ある意味、地価動向ってわかりやすい。


【公示地価2・3%上昇、3年連続プラスで上昇率も拡大…全国に回復の勢い広がる】

 国土交通省が26日発表した2024年の公示地価によると、全国の全用途平均は前年比2・3%上昇した。バブル景気だった1991年以来、33年ぶりの高さとなる。上昇傾向は全国に広がり、コロナ禍で落ち込んだ地点のほとんどは、以前の地価まで回復した。

 地価は1月1日時点で、全用途では3年連続のプラスとなり、上昇率は前年より0・7ポイント拡大した。用途別では住宅地が2・0%、商業地が3・1%それぞれ上昇した。いずれも3年連続のプラスで上昇率も拡大している。

 住宅地は、交通の便が良い駅前や鉄道が開業した地点で値上がりが目立った。上昇率トップは、北海道富良野市のリゾート地だった。商業地は東京・中野など、再開発が進む地域で上昇した。台湾の半導体大手TSMCが建設する工場の周辺にある熊本県大津町の地点が上昇率首位だった。

 地域別では、東京、大阪、名古屋の3大都市圏の全用途平均が3・5%上昇した。地方圏は1・3%の上昇。このうち、札幌、仙台、広島、福岡の4市は7・7%上昇と、高い伸びが続いている。それ以外も2年連続で値上がりした。

 国交省は、「地域や用途により差があるものの、3大都市圏と地方圏で上昇が継続し、その基調を強めている」としている。

 全国で地価が最も高かったのは、住宅地が7年連続で、「東京都港区赤坂1の14の11」(1平方メートルあたり535万円)。商業地は18年連続で、「東京都中央区銀座4の5の6(山野楽器銀座本店)」(1平方メートルあたり5570万円)だった。

 地価は1月1日午前0時が基準となっており、夕方に発生した能登半島地震の影響は反映していない。
(3月26日 読売新聞オンライン)
https://news.yahoo.co.jp/articles/633e2a0490576564ab1843713eb56b6cf8109a88


土地家屋調査士 大阪 和田清人
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