株式会社NEXERと株式会社ニーズ・プラスが、
「相続の際のトラブル」に関するアンケートを実施したようです。

その結果で、ピクッときたのが・・・
相続の際にトラブルになってしまった事例。

遺言書に書いている人と書いていない人のもめごと・・・_| ̄|○

やらかしちゃいましたね。

そりゃ、渡す人と渡さない人がいるのは仕方ないですよ。

でもね、その当事者同士が将来顔を合わせる可能性があるんだったら、
渡さない人に対する配慮があってもいいんじゃないでしょうか。

理由や想いを書いた手紙を添えるなど。

大切な人が、穏やかに暮らせるところまで
遺言書に織り込んでおきたいですね。


【家や不動産の相続経験がある13.2%の方が「相続の際にトラブルになってしまったことがある」】

株式会社NEXERは、株式会社ニーズ・プラスと共同で「相続の際のトラブル」に関するアンケートを実施し、結果をサイト内にて公開したので紹介します。

■相続の際のトラブル、どう解決した?

「相続でトラブルが発生するのは多くの財産があるケースのみ」と思っている方も多いのではないでしょうか。

しかし実際には、どのような方でも相続トラブルが発生してしまう恐れがあります。

事前に準備を進めたり実際にトラブルになった事例を知っておいたりすることで、トラブルの回避にも繋がるでしょう。

そこで今回は株式会社ニーズ・プラスと共同で、事前調査で「家や不動産の相続をしたことがある」と回答した全国の男女530人を対象に「相続の際のトラブル」についてのアンケートをおこないました。

「相続の際のトラブルに関するアンケート」調査概要
調査期間:2024年3月1日 ~ 3月4日
調査機関:株式会社NEXER(自社調査)
調査対象:事前調査で「家や不動産の相続をしたことがある」と回答した全国の男女
有効回答数:530サンプル
調査方法:インターネット調査
質問内容:
質問1:相続の前に不安なことはありましたか?
質問2:どのようなことが不安でしたか?
質問3:相続の際にトラブルになってしまったことはありますか?
質問4:それはどのようなトラブルでしたか?
質問5:トラブルを解決する際、専門家の意見を聞いたり参考にしたりしましたか?
質問6:実際にどのようにトラブルを解決しましたか?
質問7:どうすれば相続の際のトラブルを減らせた(無くせた)と思いますか?
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

■45.3%が相続の前に不安なことが「あった」

まずは、相続の前に不安なことはあったか聞いてみました。
(image)

45.3%と半数近くの方が、相続の前に不安なことがあったと回答しています。
どのようなことが不安だったか聞いてみたので、一部を紹介します。

「相続の前に不安なことがあった」どのようなことが不安だった?
・手続きがスムーズにできるかどうか。(20代・女性)
・親族間で揉めること(20代・女性)
・受け取り人を誰にするか等(30代・男性)
・贈与税(30代・女性)
・兄弟が多いので争いが起きるのではないかと心配でした。(50代・男性)
・どうやって分けるか。相続登記ちゃんとやれるか(40代・女性)
・どれくらい自分には相続されるか(40代・男性)

「手続きが難しそう」「相続税がどうなるか」「親族間で揉めるのではないか」などの声が多くあがっていました。

■13.2%が相続の際にトラブルになってしまったことがある

続いて、相続の際にトラブルになってしまったことはあるか聞いてみました。
(image)

13.2%の方が、相続の際にトラブルになってしまったことが「ある」と回答しています。
それはどのようなトラブルだったのか聞いてみたので、一部を紹介します。

相続の際にトラブルになってしまったことが「ある」それはどのようなトラブルだった?
・遺言書に書いている人と書いていない人のもめごと(30代・男性)
・遺産争い(30代・男性)
・相続人の同意がなかなか得られなかった(40代・男性)
・思ったより相続税がかかることが分かったから(40代・男性)
・負債が多額で返済催促まみれだった(40代・男性)
・家族の意見が一致しなくてなかなか結論がでなかった(50代・女性)

■54.3%がトラブルを解決する際、専門家の意見を参考にした

さらにトラブルを解決する際、専門家の意見を聞いたり参考にしたりしたか聞いてみました。
(image)


54.3%と半数近くの方が「相続に関するトラブルを解決する際、専門家の意見を聞いたり参考にした」と回答しています。
また実際にどのようにトラブルを解決したか聞いてみたので、一部を紹介します。

実際にどのようにトラブルを解決した?
・話し合いで解決した。(20代・女性)
・弁護士に入ってもらった(30代・女性)
・相続のやり方を相談した(40代・男性)
・家族で話し合って、相続しないことにした(50代・女性)
・ネットで相続でもめるときには、家族で会議を開いて協議書を書けばよいとあったので、その通りにしました。(50代・男)

「当事者間で話し合った」「家族で会議を開いて協議書を書いた」などのほか「専門家に相談した」「弁護士に入ってもらった」などの声も多くありました。
一方でどうすれば相続の際のトラブルを減らせた(無くせた)と思うかも聞いてみたので、一部を紹介します。

どうすれば相続の際のトラブルを減らせた(無くせた)と思う?
・第三者を交える(30代・男性)
・お互いの歩み寄りもしくは自分の考え方の変更(30代・男性)
・知識をつける(40代・男性)
・事前に相続する財産の把握や遺言書などの作成。(40代・男性)
・事前に専門家に相談するべきだった(40代・男性)
・不動産の相続財産を作らないこと(50代・女性)
・もう少し実情を細かく伝えながら手続きを進めればよかった(50代・女性)
・専門的な知識が必要だったと思う(50代・男性)
・おじいさんが遺言を残して置いてくれれば良かったと思う。(50代・女性)

「専門家を交える」「手続きを慎重に進める」「知識が必要」などの意見が多くありました。

■まとめ

今回は、相続の際のトラブルに関するアンケートを行い、その結果について紹介しました。
家や不動産の相続経験がある13.2%の方が「相続の際にトラブルになってしまったことがある」と回答しています。

さらにトラブルに関しても、専門家に相談したり知識を身に着けることで減らす・もしくは無くすことができたのではないかと考えている方が多いようです。

相続の際は関係者の間でしっかり話し合う必要がありますが、当人間での解決が難しい場合は専門家に頼ることも視野にいれてみてはいかがでしょうか。
(3月18日 PR TIMES)


土地家屋調査士 大阪 和田清人
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