高松丸亀町商店街の見学に行ってきました。
2019年3月に再生事例をお聞きし、すぐに現地を見に行ったんですが、
やっぱり、上っ面を眺めるだけでは何も見えなかった・・・
で、何とかして現地で理事長のお話を伺う機会を作りたいと、
大阪府不動産コンサルティング協会での視察ツアーを企んだわけです。
何だかんだで2年越しの高松。
とっても多くの学びがありました。
高松丸亀町商店街振興組合理事長をはじめ、高松の皆さん、
本当にありがとうございました。
全国的に、商店街の再生には苦戦なさっていますが、
ここが取り組んだのは、3つの視点の転換。
①成功例から学ぶ → 失敗例から学ぶ
全国の商店街再生の失敗事例を集めまくったんだとか
②お客を取り戻す → 居住者を取り戻す
イベントで集客しても一時的。住みたい街にすることを優先
③官主導 → 前例主義に拘らない民主導
「前例」に縛られた商店街再生はうまくいってない
その結果は、ぜひご自身の目でご確認ください・・・(^^;
前例に拘らないケースの一つ。
クイズです。下の写真に違和感ありませんか?
(image) いかがでしょうか?
正解は、
(image) ①公道部分にベンチや植栽が設置されている
②アーケードの柱がビルの上に乗っている
(本来、地盤面には柱以外の構造物はダメ)
このあたりのことも、民主導のなせるワザ。
道路提供部分とのバーターで、いろいろ風穴を開けちゃった。
繰り返します。ぜひご自身の目でご確認ください・・・(^^;
土地家屋調査士 大阪 和田清人