昨年度、鳥取県において、「簡易な接触」によって、
相続税の申告漏れなどが26件指摘されたそうです。

「簡易な接触」というのは、実地調査ではなく、
文書・電話による連絡などで申告漏れ等を是正すること。

鳥取県限定のデータが見当たらなかったのですが、
広島国税局全体では、相続税申告書7719件に対して、
「簡易な接触」が760件。(令和4年分)
広島国税局報道発表

そのうち、申告漏れ等が247件で、
1件当たりの追徴が83万円だって。

ちなみに、実地調査の方は、調査件数366件に対して、
申告漏れ等が317件、1件当たりの追徴が773万円。

額は小さいとはいえ、手紙や電話だけで3件に1件から
平均83万円取れるなら、効率いいですよね。(^^;


【「簡易な接触」で相続税の申告漏れなど26件判明 過去最多】

鳥取県内で昨年度、国税庁から電話などの「簡易な接触」で、相続税の申告漏れなどが判明したケースは26件となり、これまでで最も多くなったことが広島国税局のまとめで分かりました。

広島国税局によりますと、鳥取県内では、昨年度に亡くなった426人についての相続税の申告書が提出され、相続された財産の総額は422億円、相続人1人あたりの平均の相続税額は798万円でした。
このうち国税局から電話などの「簡易な接触」で、相続財産が非課税の基準を超えて申告の対象になるにもかかわらず、申告していなかったり、財産の計算に誤りがあったりしたことが判明したケースは26件に上りました。
申告漏れの総額は5億8995万円となり、前の年度と比べて件数で10件、金額で26パーセント増え、いずれも2016年から現在の形で公表を始めて以来、最も多くなりました。
広島国税局は「自分が相続税の申告の対象になるか分からない場合は、国税庁のホームページで簡易に判定できるので、試してみてほしい」と話しています。
(1月17日 NHK)


土地家屋調査士 大阪 和田清人
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