老後の新たな住まいとして急速に建設が進む高齢者向け住宅。ビジネスチャンスとみて事業者の参入が相次ぐ中、一部で利益優先の運営や質の低いサービスが問題になっている。
介護施設の不足が背景にあり、行政の対応は後手に回っている。
「『介護保険で費用の9割は賄われるんだから、とにかく介護サービスを使わせろ』と上司から言われた。限度額いっぱいまで自社でサービスを取り切るので『取り切り』と呼んでいた」
北海道内でサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)などを手がける企業グループに雇われていた男性ケアマネジャーは、こう明かす。
男性の勤務先はサ高住としては未登録の住宅だったが、運営形態はほぼ同じで、デイサービスと訪問介護を併設。他の事業者の利用は認めず、入居者全員が介護保険サービス支給限度額の90%以上を利用するよう「取り切り管理表」という表計算ソフトを使っていた。
「入居者の希望ではなく、会社の利益ありきだ」と男性。限度額に達しない場合は、歩ける人に歩行器を貸与するなど、不必要なサービスまで提供して介護報酬を稼いでいたという。
こうした経験を持つのは、この男性だけではない。ケアマネ約6万人が登録する専門サイト「ケアマネドットコム」が今月上旬、「サ高住など高齢者住宅の運営法人に勤務経験がある」というケアマネ25人に聞いたところ、16人が同様の不適切な状態があると答えた。
sakeiBizニュースが報じました。
http://www.sankeibiz.jp/business/news/141030/bsd1410300500007-n1.htm
段々と、サ高住=要介護者の囲い込み
要介護者の囲い込み=介護保険を限度額まで使う
=悪徳業者
という風潮になってきました。
でも、物理的に考えるとほとんどのサ高住が「介護保険収入」をメインな売り上げとして位置付けています。
早い話、適切な介護サービスではない。
介護漬けにされている。
思い出して下さい。
今年4月の診療報酬改正前を・・・・
新聞各紙は患者紹介ビジネスを取り上げ、
ニュースにもなりました。
そんなに儲かるならと
新たに「訪問診療に「同一建物」というあらたな項目が誕生して」
4分の1減算されましたね。
結果どうなりましたか?
高齢者住宅からドクターが消えたと言われております。
更に、悪質な業者が増えてきた。
そうです!!
高専賃から高齢者住まい法を改正してサ高住を誕生させた背景には、
悪徳業者の追い出しがありました。
今、国土交通省もサ高住の実態調査を行っております。
そうすると、悪徳業者を追い出そう!!
高齢者住まい法改正・・・なんて言う動きも。
高専賃と比較してもサ高住の方が圧倒的に数が多い。
そして、ほとんどのサ高住が「介護報酬に依存している事業モデル」
そうなった場合、インパクトは高専賃当時より計り知れません・・・・
そして、介護報酬改定。
これが、まさに「制度リスク」なんです。
「制度リスク」に巻き込まれない為には
サ高住は住まい
サ高住は賃貸住宅
賃料のみで事業が成り立つ
それが一番大切なんです。
これからサ高住をお考えの方!!
良いですか?サ高住は「住まい」なんです。
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