昨日、大阪府不動産コンサルティング協会の研修会に参加しました。

テーマは、「不動産屋が簡単に取り組めるDX」。
講師は、株式会社流導の木村圭志さん。

この方、元々はマーケティングや営業代行でスタート。
その後ひとりで不動産屋さんを開業して、ピンポン営業しまくり。

で、業務効率を上げるために、DX化せざるを得なかったとか。

ちなみに、経産省によるDXの定義は以下のとおり。
企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。
浸透させる気ないよね・・・(^^;

で、氏曰く、我々中小がやってはいけないことは、
とりあえずサービスやシステムを導入すること。

ツールを入れても、売り上げが上がるわけじゃない。
非効率(同じ作業など)を無くすことでお客様に接する時間が増え、
その結果、売り上げが上がるという順番。

だから、まずは今あるものや無料で使えるものでスタートすべき。

たとえば、Googleが提供している各ツール。
複数人で共同編集ができ、最新データをいつでもどこでも誰でも見れる。

スプレッドシートを使えば、全顧客の商談状況を全員が見れる。
会議の時も、紙を配る必要が無くなるわけですね。

また、ドキュメントを使えば、案内資料などをお客様と共有できる。
内容の追加・変更などがあれば、ドキュメントを変更して、
変更したことをメールで伝えればOK。

「DX」と言っても、FAXや電話や面談をすべて否定するのではなく、
時間をかけるべきところにかけるための手段の一つに過ぎないわけ。

お客様との時間を増やすため、やれることから取り組んでいこうと思います。


土地家屋調査士 大阪 和田清人
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