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3-1 「長官山」周辺の花々について
利尻岳の7合目付近から、花が沢山目立つようになって来ました。
登山で必死な時は、花の写真を撮る気分になれないのですが、
でも、
キレイな花は、家に帰ってからも「ああ、この花が咲いていたな~。」と思い出に耽るものです。
そこで、登山中に撮った写真をブログに載せます。
ウコンウツギ
この花は、7合目付近から上に、たくさん咲いていました。
珍しくて、かっこよくて、キレイな花です。
ウコンウツギ
ホソバイワベンケイ
この花は、こんな感じで、群生して咲いています。一つの家族のようですね。
蝦夷ハクサンイチゲ
「ハクサンイチゲ」は、本州中部から北の山岳地帯でよく見かけます。
「蝦夷ハクサンイチゲ」は、北海道に分布している種類だそうです。
ハクサンチドリ
(石川県)白山地方で、咲いている姿が千鳥が飛ぶように見えることから名付けされたとのこと。
本州の中部地方以北の高山地帯でよく見かけられます。
エゾノシシウド
大型で、白く目立つ花です。青森県以北~北海道に分布しているそうです。
チシマフウロ
本州に咲くものを「ハクサンフウロ」と呼び、
北海道~東北地方に咲くものを「チシマフウロ」と呼ぶそうです。
チシマアズマギク
上は、利尻岳山頂に咲いていた、チシマアズマギクです。
下は、下山途中、9合目付近で見つけたものです。
9:40 「長官山」に到着する
「長官山」に到着し、ようやく、利尻岳の山頂が見えて来ました。
「8合目 長官山」の標識
ところで、
利尻岳の登山の翌日、鴛泊(おしどまり)港カーフェリーで礼文島への船に乗った時、
巨大な利尻岳の姿が目に映ります。
そして、利尻岳山頂(殿様)の右側に、家老のように従えて見える姿が「長官山」なんです。
(鴛泊港から見た利尻岳)
上の写真の、利尻岳(殿様)の右側に、「長官山」(家老)が見えますね。ここが、8合目です。
長官山から見た利尻の海と礼文島
9:50 「長官山」を出発
いよいよ、利尻岳山頂に向かって出発です。
20分位歩くと避難小屋に着きます。もちろん無人小屋です。
10:10 避難小屋到着
避難小屋
避難小屋を過ぎて、山頂が一層近くに見えて来ます。
しばらく歩くと、木造の階段があります。
これを登ります。
10:50 「9合目」到着
さあ、「9合目」に着きましたよ。数人の登山者が休んでいます。
山頂まであと少しです。
9合目
ところで、ホテルで「利尻山登山計画書控え」を貰いました。
そこには、
「朝5時に出発して、11時から正午までに頂上に到着する見込みがない場合は、
無理をせず、途中で下山してください。」
と書いてあります。
さ~て、急ぐことにしましょうか。
11:40 沓形分岐点に到着
登山計画を練っていたとき、「沓形登山口」からここに歩くルートも何回か考えました。
結局は、滑落、落石の危険を考えて、今回の「鴛泊コース」にしたのです。
ここに来て、「沓形コース」で登って来た数人の男女と会いました。
きっと、慣れているのでしょう。
沓形登山コース
木造の階段を登って行きます。
大きな岩が二つに分かれている場所に着きます。
この岩場を過ぎると、いきなり山頂が姿を現します。
「大岩が二つに分かれた場所」が見えます。
さあ、突然、山頂が現れましたよ。
大きな”二ツ岩”を過ぎると、山頂が出現!!
12:00 利尻岳(北峰1,719m)に登頂
NHK番組「グレートトラバース」で田中陽希が、
百名山~三百名山の最後の登頂(完登)を果たすのが、この利尻山頂なんです。
私は、グレートトラバースをいつも見ていました。
だから、この利尻山頂神社の祠を何回となく見て来ました。
利尻岳山頂神社の祠
そして遂に、今、その山頂神社の祠をその目で眺めながら、不思議な感動を覚えるのです。
利尻岳登頂を果たす
利尻岳南峰(1,721m)
最果ての百名山「利尻岳」に挑む!(完)