テーマ:山歩き
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2-1 登山口から「甘露泉」へ歩く
5:00 「登山口」に着く
利尻島には、「利尻富士町」と「利尻町」の二つの町が有ります。
登山をする人は、
「鴛泊(おしどまり)コース」の方は利尻富士町の、
「沓形(くつがた)コース」の方は利尻町の宿泊施設を利用されることになると思います。
利尻島の地図
私は、鴛泊港近くのホテルで泊まり、小型のバスで北麓野営場に向かいました。
バスは10分ほどで登山口に着き、バスから降りて出発しようとしました。
ところが、どうも、計画作成の時にHPやSNSで見た野営場の風景が違います。
あるはずの「広い駐車場やハウス(野営場の管理棟)」が見当たりません。
バスが止まった駐車場
バスに同行した、他の宿泊者達も感じたらしく、バスの運転手と話をしています。
しかし、結局、彼らは登山に出発しました。
出発した、他の宿泊者たち
私も、
もう少し歩けば、例の(見慣れた)駐車場や管理棟が見えて来るのだろうと考えながら、歩き出しました。
※下山後に、北麓野営場に着いた時、私たちの登山口が、間違った場所だったこと気づくます。
同乗の宿泊者の人達は、下山後、ホテルに文句を言い、ホテルは平身低頭だったそうです。
5:10 「登山口」を出発する
「旧登山道コース入口」の看板
登り始めると、直ぐに、「旧登山道コース入口」の看板が有ります。
上記の登山地図を見ると、北の方に「北麓野営場」、その上に「旧登山道ハイキングコース」の文字が見えます。
私が歩いた「ハイキングコース」は、比較的平坦な山道でした。
6:00 「甘露泉」に到着する
昨日、鴛泊港の近くの「姫沼」で、ガイドの方から
「甘露泉で、冷たくて・美味しい水が汲めるので、登山のペットボトルに水を汲んで行くと良い。」
と言われていた為、ペットボトルを空にして、2Lの水を汲んだのです。
でも、本当においしい水でした。
水を汲んだ後、少し朝食をとってから、出発です。
「甘露泉水」の看板
水がチョロチョロ出ています。
2-2 甘露泉から「第一見晴台」へ登る
6:20 「甘露泉」を出発する
甘露泉を後に、「第一見晴台(6合目)」に向かいます。
最初は、平坦な道が続きます。
平坦な登山道が続く
次に、「乙女橋」を渡ります。
そういえば、昨日、観光した「姫沼」も、すてきな名前でした。
何やら、地域に残る「言い伝え」などが有りそうです。まあ、取りあえず山頂登山が先決です。
地域の伝承は、後で調べるとしましょうか。
7:00 4合目に到着
「4合目」の標識があります。
木の椅子が用意されているので、ちょっと一休み。
「4合目」の標識
ここから、第一見晴台(6合目)までは、登山道が次第に急になっていきます。
8:10 「第一見晴台」に到着する
4合目までは平坦だった登山道が、5合目を過ぎた辺りから、次第に急登になってきます。
岩が連続した登山道を堪えていると、「第一見晴台(6合目)」に着きます。
「利尻ブルー」の海と「礼文島」が見渡せます。
登山口を登り始めてからここまで、「景色」というものはほとんど見えず、木々と小鳥のさえずりを心の支えに
歩いて来ました。
5合目からは、岩の連続。登山靴とストックを頼りに登ってきました。
そして、第一見晴台に来て、ようやく周りの景色が見えたのです。
目の前の半分は、利尻ブルーの海。近くには 礼文島も見えます。
「6合目 第一見晴台」の標識
そして、後ろには「長官山」のある「第二見晴台」が見渡せます。
あそこまで行けば、山頂は近いです。頑張りましょう。
携帯トイレ専用ブース
「鴛泊(おしどまり)コース」には、約4カ所にトイレが有ります。
内、6合目、8合目、9合目は、こうした「携帯トイレ専用ブース」になっています。
2-3 第一見晴台から「第二見晴台」へ登る
8:20 第一見晴台を出発する
第一見晴台からの登りは、急傾斜の、岩々の連続となります。
8:40 7合目に到着する
「7合目 胸突き八丁」の標識
さあ、「胸突き八丁」の標識です。
一丁頑張りますか。
8:45 7合目を出発する
流石に「胸突き八丁」だけあります。
急傾斜の、岩々の連続です。両手でストックをしっかり突き、滑らないように、大きめの岩を選びながら登って行きます。
7合目と8合目の間にあった標識
9:30 「第二見晴台」に到着
「第二見晴台」の標識
第二見晴台の休憩場所は、比較的狭く、むしろ直ぐ上の「長官山」が気になるので、休憩なしで歩きます。
9:40 「長官山」に到着する
利尻岳の登山を終え、翌日、鴛泊港カーフェリーで礼文島への船に乗った時、
巨大な利尻岳の姿が目に映ります。
そして、利尻岳の殿様の右側に、家老のように従えて見える姿が「長官山」なんです。
「8合目 長官山」の標識
※次回は、利尻岳山頂に登頂します。但し、その前に、7合目から上に咲いていた、利尻の花々をご紹介します。
●最果ての百名山「利尻岳」に挑む!(その3。完結編)へ続く
(礼文島へのフェリーにて、利尻島を撮影)