私はセミナーでも勉強会でもお話をしていますが、私の持論は「低価格で攻めるべきではない」と言う考え方です。安ければ入る!?本当にそうですか?確かに物件の少ないエリアでは、選べないし、安ければ入り易いと言うのもあります。しかし、ご近所に同一価格帯のサ高住が5件できたらどうしますか?入居者や家族は、「選び」ます。価格以外の売りをどう作りますか?価格で来る人はやはり価格で選ぶ傾向にあります。同じものならば、より安い方が良いですよね。牛丼業界は価格競争ど真ん中にいます。家電量販店業界もそうですよね。と言う事は「サ高住」業界もそうです。今は良いです。しかし、中長期で物事を観たらどうなりますか?そうです。価格競争がおきます。そんな世界に巻き込まれない為に、中間所得層を狙う必要があります。でも、難しい世界です。ハード、ソフト、採算、品質、募集、考える事が沢山あります。だから、あまり考えずに済む「低価格」に逃げる気持ちは分かります。そして、本当に困っている高齢者世帯を救おうとしたら、10万円前後では間違いなく救えません。6万円、7万円で救えるかどうかぎりぎりでしょう。そこで、利益をとれますか?私ならとれますが。どこを狙っていくか?明確なターゲット設定を考えて、プランニングをしないと取り返しのつかない事態になります。まずは、明確なターゲット設定から考えましょう!!