「高齢者向け施設」は、やっぱり安全な住まい今日、損害保険会社主催のリスクマネジメントセミナーに参加しました。セミナーの内容は、
- 東日本大震災の被災地で、被災直後、高齢者施設で何が起こったのか?
- 東日本大震災を教訓とした大規模災害対策の具体的な見直し
- 今後の高齢者住宅、介護施設、病院のリスクとは?
- 明日から始める大規模災害時の具体策
- 震災対策・津波対策・豪雨対策・暑さ寒さ対策
などなどの、勉強をしてきました。参加されている事業者は、介護施設や高齢者住宅、病院等の運営者ばかりで、皆さん、真剣に参加れていました。
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高齢者を預かる施設やサービス付き高齢者向け住宅では、必ず起こるといわれている「震災」に対して日頃より対策と準備をしています。3日分の食事や防寒対策、避難経路の確保などなど訓練などの準備も行われています。
もしも、首都直下型地震が発生したら、もっとも命の危険にさらされるのが自宅で介護を受けている高齢者である。と、はっきりわかりました。震災時はスタッフも被災者となります。震災時は、高齢者施設やサービス付き高齢者向け住宅は、在宅で介護をされている高齢者を受け入れますが、これにも限界があります。寝たきりの高齢者が、体育館で数多く亡くなられた話も聞きました。
こう考えると、生活介助を必要とする年配者は、自宅で介護生活を送るより(いわゆる在宅介護より)介護のプロの方々が24時間体制で見守ってくれる「高齢者向け施設」や「サービス付き高齢者向け住宅」に移り住んだほうが、「安全」であり「安心」だと感じました。