宮城土地活用ドットコム

よく、セミナーで質問を受けるお話ですが、まず、何をしたいのか?どんなサ高住を目指し、イメージするのか?昔、私が独立前の関与先で「ミニ特養」みたいなサ高住をやりたい。地域の低所得の要介護者をなんとかしたいと言い。月額食事込みで8万円台のサ高住をオープンしました。当然、狙うは要介護3オープン2ヶ月で満室!!その後、お亡くなりになり入居者や入院してしまう入居者が出て、3室の空が出ました。しかし、入居したいと言う方は待機者となってくれたので、すぐに満室。今度は、軽度の入居者となり、3人とも要介護1と2が2人。すると、大久保さん!!もしかしたら、私が間違えていたのかもしれない。大久保さんが言う様に、軽度を狙うべきだった・・・えっどうしてですか?と聞くと。楽なんです。今までは、重い方が多かったので、人手が必要だった。でも、軽い方ってこんなに楽なんですね。ほとんど、自分の事は自分でできるんで重度の方と比較すると手がかからないんです。これだったら、高齢者向けの自立から軽度の方が良いと思う。と言うお話でした。もう4年前の話です。そのお話と全く同じ。施設もどきにしたいのか?自立向けにしたいのか?かかる人件費も大きく異なります。基本的にコンセプト型サ高住では、居室内での介護と言うのは想定していません。と言うか必要ないと言う考え方です。だから、24時間を通して1人で全然問題ありません。24時間1名体制を行う為には採用スタッフ的には5人で回します。それが、隣接でデイ併設なのか?今、近隣でデイを運営しているか?で採用人数は変わりますが。夜間1人で大丈夫か?と質問を受けますが、逆に、どうして足りないのか?と聞き返します。巡回も巡視もない。まして、深夜の排せつ介助もなければ、おむつ交換もない。コンセプト型サ高住は「住まい」であり、施設ではない。その感覚が分からないと言うのは大問題です。良いですか?「施設」ではない。万一の緊急対応が出来るスタッフ1名と必要があれば、オンコールスタッフ1名で十分なんです。まず、あなたは何の目的でサ高住をやるのか?本心で考えて下さい。低所得高齢者を救うとかは良いです。10万円12万円では「国民年金のみ受給者は救えないんですから」どうしたいか?何がしたいのか?どこで収益を得るか?それを明確にしなければ、「時流という魔物に呑み込まれます」まずは「高齢者住宅経営研究所で検索」