(image) 『サ高住』『サービス付き高齢者向け住宅』とは、2011年2月8日に閣議決定され、同年10月20日から施行された、これからの日本の高齢化対策の主流となる制度です。 さらに『サ高住』を取り巻く環境として、2012年4月から、医療と介護の同時大改正がスタートです。ここでは『定期巡回・随時対応型・訪問介護・看護』が始まります。医療対応の看護師さんと連携した介護が、地域を決めて24時間行なわれるということです。 大筋では、サ高住のこの流れでこれからの『介護』の国の方針が決まった様です。 新しい制度が出来て国が良い方向に向かっていく事は歓迎ですが、5年間『高専賃』に翻弄され11億円も捨てた私だからお話しできる『高専賃とサ高住の違い』、『サ高住』の将来性について書かせていただきます。 今、振り返れば、5年前に私が厚労省の『有料老人ホーム(住宅型)』をやっていれば、この期間の私の苦労は1/3だったと思います。しかし、私は国交省の“新しい”『
高専賃』をやってしまったのです。この2つは、介護の仕事の内容は同じなのに、『高専賃』は
一般の市民に知名度が全く無いというところに雲泥の差があったのです。 ですから、この5年間の私は『高専賃』と言う名前を普及させる事の苦労と、「高専賃には介護が付いていないのでは?」と誤解される入居者やご家族が多くて、入居募集がなかなか上手く行かないという二重の苦労をしてきました。 もし私がゴールドエイジは高専賃ではなく、『有料老人ホーム』です。と運営していれば、入居希望者の理解も早く、お金の話しで恐縮ですが、私の捨てたお金は11億円ではなくて、5億円で済んだ気がしますね。やはりこの5年間は一国二制度の『実験』にお付き合いさせられてしまったようです。
『サ高住』に未来はあるのか!!
そして今度は新しい制度として『サ高住』が始まりました。 国交省は財政難の中で年間300億円の予算を投入し
サ高住の建設費の1割の補助金を出します。財務省はサ高住の
取得税・固定資産税減額と減価償却の3つの減税を実行しています。この2つの制度を合計すると、サ高住1棟の
建設費を約3億円とした場合、なんと5千万円相当の補助金になるのです。国はサ高住を年間3万戸以上、10年間で30万戸以上を『民間』に建設させたいので、これだけ
手厚い補助金で誘導しています。ですから、今私の会社にも20件以上の『サ高住建設』のご相談が来ています。一方で、内容が同じでも『有料老人ホーム』をやれば補助金はありません。ここまでの私の経験を読んで、皆さんならどちらに可能性を見出して選択しますか?
私なら『サ高住』を絶対にやります。理由は2つです。 1つ目は、私は高齢者の介護生活を『施設』ではなく『住宅』でお世話させていただきたいのです。看取りも認知も当社の社員達は、本当に一生懸命にやってくれています。入居者一人一人との家族のつながりが出来ているのです。それを『自宅』である『サ高住』でやりたいし、やるべきだと考えています。 2つ目は、サ高住の経営は企業の利益を目的にしないからです。『有料老人ホーム』なら入居一人当り介護報酬が月に28万円から38万円。『サ高住』は介護制度の違いで、一人8万円から10万円です。常識的には介護報酬が多い『有料老人ホーム』を選択するはずですが、私は仮に経営の難易度が上がっても、長期的には、個人の一割負担や国県市の負担が少なくて良い『サ高住』の普及に力を注ぎたいのです。人に出来ない経営努力が私の楽しみなのです。 と持論を展開してきましたが、真剣にサ高住のご計画を検討されたい方は、実際にサ高住経営をしている私が書いたコラムをご参考にしてください。
⇒「サ高住はやらないでください」 ⇒「サ高住実践編(1)~『経営理念と経営戦略の基本』をお教えします」 さらに、プレゼント「DVDサービス付き高齢者向け住宅成功の3つの秘密」をご覧いただくとネットではご説明できない私のサ高住運営の秘密をご理解いただけると思います。
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