「歌ばかり歌わされて。嫌で嫌で」。東京都中野区の有料老人ホームにいた男性(92)は昨夏まで、夕方になると疲れ果てていた。童謡を歌ったり風船を突きあうゲームをしたりするデイサービスが、昼食や入浴を挟んで朝9時から午後4時半まで続いたからだ。
(image) 昨年7月の利用明細には、ホームが運営するデイサービスが1日7~9時間、週6日びっしり。月に約3万3千円が本人に請求された。介護保険は本人が1割、保険が9割を負担する。「要介護4」の男性が使える限度額約33万円いっぱいがつき、ホーム側に介護報酬が支払われた。 まもなく別のホームに移ると、デイサービスはなく、週2回の入浴と1回の外出介助ぐらい。請求額は10分の1以下の月約2600円に減ったうえ体調も良くなり、介護度は最も軽い要介護1に改善した。「なぜ施設によってこんなに違うのか」と驚いた。 これは、前のホームのケアマネが作ったケアプランがお手盛りだったからだ。東京都も今年1月に前のホームなどに調査に入り、「ホーム側のデイサービスばかりがついている」と改善を促した。http://digital.asahi.com/articles/ASG2J74ZXG2JULFA00J.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASG2J74ZXG2JULFA00J朝日新聞は「報われぬ国」を月曜日朝刊で掲載している。インターネットでも検索できるので、是非、検索して下さい。ほとんどの低価格サ高住で行われている「実態」低価格な分、介護保険を100%まで使う。それはまさに「介護漬」の日々、そんなんで、「介護度が100%改善」される事は無い。悪化すればと言う事はあっても「改善」はない。逆に、介護漬から解放して、自立を促すと「介護度は改善される」でも・・・事業者の報酬は悪化する。私も多数そんな要介護型サ高住を目撃してきた。感じた事は「将来はない」間違えても自分の親や、自分は絶対に入りたくない。もちろん、すべてのサ高住がそうだとは言わない。でも、低価格だと、どこで収入を得るんですか?おのずと「介護保険」に依存する。そうすると、介護漬の日々が始まる。本当にこれで良いのか?一括借り上げと言うスキームで、低価格で行くと言うのであれば、土地オーナー様として、借り上げ会社の予想事業収支を見てもらいたい。「要介護型サ高住」になっていないか?もちろん、セカンドオピニオンとして、客観的に診断致します。その時はお気軽にご依頼下さい!!
(image) そして、今日の朝日新聞の報われぬ国では、「時間水増し、どこでも」お手盛り介護高額な自己負担に驚き ひもつきケアマネと題してあります。介護保険はだれのものなのか?脱介護・脱施設コンセプト型サ高住の早急な普及をしないと、正しい高齢者住宅がなくなるそんな危機感すらあります。皆さまはどう?思いますか???