間違えやすい! 2つの家賃保証「家賃保証」とは便利な言葉で、漠然と「賃貸アパマンの家賃を保証してくれるかな・・・ 」と誰でもイメージできますが、実際は、全く中身の異なる2つの意味合いで使われているのが実情です。そこで今回は、混同しやすい「家賃保証」の種類と違いについて、解説いたします。
家賃保証には2種類ある!「家賃保証」という言葉は、入居者の家賃滞納リスクを回避するための「滞納保証」と、1物件全体の総家賃に対して一定割合の賃料を保証する「サブリース・一括借上げ」のどちらにも使われるケースがあります。全く内容は違いますので、まずこの点にご注意ください。特に、賃貸不動産屋さんの世界では、家賃保証といえば滞納保証として理解している業者さんも多いため、確認が必要です。
(image) 従いまして、賃貸オーナー様のご判断としては・・・・・
入居者の家賃滞納リスクを回避したい場合滞納リスクがありそう、もしくは保証人がいない入居希望者に対しては、賃貸借契約時に、合わせて滞納保証にも契約してもらうよう、賃貸管理会社にお願いしておく段取りが必要です。滞納保証会社は、不動産管理会社が代理店契約し、普段利用しているものでよいと思います。
長期間に渡り、物件の家賃収入率を一定に維持したい場合サブリース(一括借上げ)または、空室補償という制度があります。次回は、このサブリース、空室補償の違いについて、メリット・デメリットやオーナー様が勘違いしやすい注意ポイントを徹底解説いたします。ぜひご一読ください。(その2に続く)