今後の高齢世帯数は、平成42(2030)年には1,903万世帯と22(2010)年から約1.2倍に増加すると見込まれている。
これに対して一般世帯総数は22(2010)年の5,184万世帯をピークに、27(2015)年には5,060万と減少に転じ、その後、42(2030)年には4,880万世帯にまで減少すると見込まれている。
この結果、一般世帯総数に占める高齢世帯の割合は、22(2010)年の30.8%から42(2030)年には39.0%へと上昇することが見込まれている。
さらに、高齢世帯数に占める家族類型別割合の変化をみると、「単独世帯」の割合が一貫して上昇し続け、42(2030)年には37.7%へと上昇することが見込まれている。
将来推計ではありますが、もう今更、爆発的に2015年までに「一般世帯総数」が回復する事は現時点では考えずらい。
どちらかと言えば、20歳を超えても独立しない子供達の増加、
結婚しない子供達の増加、結婚して独立しても、離婚を機に戻ってきてしまう
子供の増加、子育てを考えての2世帯同居の考え方。
そうすると、爆発的に増える要素は考えずらい。
2015年から一般総世帯数は「減少」に転じる。
そうです。今から2年後の話です。
しかし、アパートメーカーさんは30年一括借り上げを武器に、受注を伸ばしています。
どこのメーカーさんも「バブル」状態です。
消費税増税、相続税増税の追い風を受けて。
これから、爆発的に増加するのは、「高齢者」です。
この間も、某地方都市で賃貸業を営むオーナーさんから相談がありました。
内容は何処も同じで「空室」で悩んでいる。
このオーナーさんは「高齢者」は「嫌い」だから嫌だと言います。
勿論、高齢者以外にも方法はあります。
私が感じた事は、この人、何をやってもダメだろうな・・・・
と言う事です。
何故か?「賃貸経営」は「経営」ですよ。
ニーズが何処にあるのか?トレンドは?
この先どうなるのか?
様々な分析を行い、考えるのが「経営」です。
はっきり言って「経営センス」ゼロ。
お断りしました。
今、色んな街に行っても某メーカーさんのアパートの建設ラッシュ。
仕事がら考えてしまいます。
この地主さんの土地活用の本来の目的は何なのか?
まさか!?本当に30年間同じ賃料で借りてくれるなんて
思ってないよね。
まさかね・・・・
と思いながら眺めています。
世帯数の減少が始まるのは2015年から・・・
関係ない9月には地球滅亡するから良いんだよ。
なんて思ってませんよね。??
賃貸経営それは「ビジネス」きちんと考えて、
計画しなければ「失敗」します。
良いですか?メーカーさんは30年間同じ家賃で絶対に借り上げてくれませんよ。
目を覚まして下さい。
高齢者住宅=サ高住ではありません。
アクティブシニア向けのマンション、多世代交流型賃貸住宅、グループリビング、
サ高住、有料老人ホーム・・・
色々あります。
よく検討する必要があります。
失敗だけはしないで下さい。
高齢者住宅のご相談はお気軽に!!
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