東京商工リサーチが発表した、2012年の「全国企業倒産状況」によると、
「老人福祉・介護事業」を手掛ける企業の倒産が33件に上り、4年ぶりに増加に転じ、前年と比べると1.7倍に増加、倒産の原因は、収入の減少など「販売不振」が17件、放漫経営などの「事業上の失敗」が10件、設備投資の過大などの「その他」が6件となった。
企業金融円滑化法が今年3月末に予定通り終了した場合、倒産数が今後増えると指摘しています。
高齢者人口は右肩であがり、もっとも成長が見込める「介護事業」
では、なぜ?倒産件数が増えるのか?
倒産理由1位の収入減少。
私は介護経営コンサルとして、利用者獲得やセールスマネジメントをやっているが、勘違いしている事業者が多いと常に感じている。
介護は福祉だ!!営業するなんて間違えている。
と口にする職員や経営者が多い、
私は「現実と向き合え」と話をしている。
倒産したら、利用者はどうなる?その家族は?職員はどうなる?その家族は?「措置の時代」ははるか昔に終わっている。
だれも助けてくれない。経営努力をしなければ生き残れない時代だ。
もちろん、介護は福祉だ。福祉は非営利事業なのか?
だれも、「介護で稼げ」と言う話ではない、必要適正利益を上げるべきだ。と言うのが私の持論である。
利益がなければ、投資はできないし、職員の処遇改善なんて夢物語、
介護では食えないと言われているので、なかなか職員採用が厳しい現実がある。だれが?そんな業界にしたのか?
私が代表を務める日本福祉サービス株式会社では、職員採用の真っ最中!!基本給は月給制で22万円以上(管理者)、一般職員でも18万円以上、もちろん、賞与もあるし、退職金制度もある。有給は強制消化させる。
誕生日には誕生日休暇もしくは結婚記念日休暇を設ける。
当然、残業をした場合、きちんと支払う。
目指しているのは、全職員平均年収最低350万円以上、幹部職員は420万円以上。それでも、経営として成り立つ。
介護はビジネスだ!!利用者に満足してもらい、家族にも喜んでもらい、
職員も誇りとやりがいを感じて働いてもらう。
そうすれば、みんながハッピーになる。
介護のプロの施設や介護会社で、虐待や殺人事件が起きている。
話にならない。
そもそも、介護保険だけで、事業を成り立たせようとするには、
限界がある。アメリカでは、シニアビジネスは沢山あり、成功しているところも非常に多くある。日本は本当にまだまだだ。
私共にはどうしたら利用者を増やせるか?どうしたら生き残れるかの
「ノウハウ」を沢山持っている。
高齢者住宅も、今後はこのまま行けば、間違いなく、入居苦戦の時代がやってくる。サ高住に併設のデイサービスの場合、外部からの利用者の獲得ができないなら「辞めた方がいい」
放漫経営にならない、経営管理システム、コンプライアンス管理、品質向上、介護経営のご相談、高齢者住宅のご相談はお早めに!!
つぶれる前では遅すぎます。
必ず、再生させます。新規参入のご相談もお気軽に!!
必ず、勝てる組織作りを行います。
常識に捉われることのない介護ビジネスの変革を目指して!!
HWC-RESEARCH JAPAN
大久保悦次
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