以前も書きましたが、旅館からのサ高住への転用だったり
旅館業からのサ高住への転業は非常に相性が良い!!
しかし・・・
思わぬ「落とし穴」も空いている。
それは・・・・
例えば、温泉もあり、ロケーションも良い観光地で
旅館やホテルが売りに出ている。
それを購入して、「サ高住」へ
ここまでは良い!!
どこに?落とし穴が空いているのか?
それは、「介護」と言う発想。
最初の計画で大きく「失敗」している
にも関わらず、気づかずに進んでしまう。
まず、入居対象者
入居対象を誰にするのか?
どんなサービスを提供するのか?
そこでどんな暮らしが出来るのか?
そこで暮らす価値の創造は?
それらが無く、介護と言うのが全面に来て
「施設の代替、病院の受け皿」的な発想になり、
介護ありきになる。
だから、入居率は50%超えたあたりで頭打ちになり、
スタッフ採用も苦戦する。
ただ、箱が旅館やホテルだった物だけ・・・
私の考えは「介護は介護で適正に利益を出す」
基本的に入居者を当てにしない。
入居者に対しては「最期まで暮らせると言う安心を与える」
その為の介護であり、医療との連携であったり・・・
そう考えれば「可能性は広がりを見せる」
例えば・・・
これは、形になりませんでしたが
群馬県の伊香保温泉のお膝元で
利根川が目の前と言うロケーションでビジネスホテルの売りが出ました。
その物件を購入して高齢者住宅へ転用したい。
でも、普通のでは面白くないと言うオーダー。
現地を見て「ひらめき」
これは・・・・
目の前は利根川
そして、鉄橋と言う最高のロケーション
SLが走る。
そこで、SL好きな方向けの高齢者住宅
共有スペースでは
ジオラマを走らせ、壁には鉄道用品を展示。
鉄道好きによる鉄道のお話し!!
たまにツアーで鉄道博物館へ皆で行く
みたいなイベントもあり、
ベストスポットへ写真を撮りにとか・・・
それ以外の時間は自由に過ごせる!!
当然、万一に備え、介護サービスや医療サービスも受けられ
最期まで暮らせる。
これも経営が安定して来ました
外国人で・・・と言う事で流れましたが
相談が来た時は
これだ!!
海まで徒歩3分と言うロケーションを生かして
「愛犬共生型サ高住+愛犬共生型旅館」
ワンちゃん用の設備を導入して、
サービスを構築して
愛犬と最期まで一緒に過ごせる!!
ドッグランも完備して・・・・
勿論、最期までの担保の為に
介護サービスの提供、医療サービスの連携。
動物病院との連携。
温泉があり、美味しい手作りご飯。
健康相談や安否確認、緊急駆けつけ、家事サービスも選択が出来き
何より、愛する愛犬と最期まで安心して暮らせる。
今は、新築で愛犬共生型サ高住は2棟プロデュース中ですが・・・
そして、旅館が新たなビジネスとして
参入する新規参入の「サ高住」でも失敗が・・・・
老舗の旅館が合弁でサ高住に参入と言う記事を見て
これは、良いだろうな!!面白い!!
と思っていたら、
知り合いから、その物件が大入居苦戦していると言う相談が・・・
なんと!!
旅館の良さゼロ000
オールゼロ。
どうして?そんな事になったのか?
それは、「介護」と言う考えが前面に
だから、施設の代替になってしまい・・・
オペレーションも上手く行かない。
ボロボロ状態・・・・
本当に残念。
最初から相談を頂いて、私共がプロデュースしていれば・・・・
そうならない為に
旅館やホテルからの転業、新規参入
また物件活用からすれば絶対に相性は良いです。
失敗しない前に
まずご相談下さい。
このページの情報は参考になりましたか? はい/いいえ