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サービス付き高齢者向け住宅は
全国に総登録件数 5,979  総登録戸数 195,091戸
の登録があり、制度発足以来、その数を確実に右肩で増やし続けています。

20万戸目前・・・

では、その中で本当のシニア期の賃貸住宅と呼べるものはいくつあるだろうか?

全国で見ても2割あるかないか・・・・

残り8割は?そうです。「施設」と化しています。

今首都圏を中心にトレンドなのが
「特定施設入居者介護」の指定を受ける
そうです「介護付き有料老人ホーム」になる。

?サ高住の話でしょ?なんで「介護付き有料老人ホーム」なの?と
疑問に持つ方もいるでしょう・・・・

サービス付き高齢者向け住宅も指定を受ければ
「特定施設入居者介護」=「介護付き有料老人ホーム」になる事ができます。

新規オープンで最初から行政協議を重ね、サ高住だけど
特定施設の指定を受けて「介護付き有料」として開設する所もあれば、

当初はサ高住でオープンして、「厳しい」と言う事で
急遽特定施設入居者介護の指定を受け、
「介護付き」と化ける所も増えています。

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どうしてサ高住で始めて介護付きになる必要があるのか?
それは・・・
予想以上に現実が厳しいと言う事。

施設と化したサ高住はその事業モデルは
「介護報酬」で収益を上げる。

だから、デイ併設、訪問居宅併設で展開し、
要介護者を入居者として、入居してもらい併設の自社介護サービスを利用してもらう事を前提にしている。

しかし・・・・

囲い込み防止指導・・・・
入居者募集苦戦等もあり・・・

介護付きに舵を切る所が増えているのでは?

介護付き有料の場合は、
併設介護サービスの利用云々ではなく、
既に建物(箱)に介護サービスがセットされている。
なので、要介護状態の入居者は建物にセットされている
訪問やデイを利用する事になり、
介護保険の1割または2割負担も介護サービスを利用したら支払う
区分支給(使ったら使った分払う方式)ではなく、
介護度に応じて、毎月定額でいくらと決まっている
包括式になる(定額制)

運営側からすると、この建物で暮らすと言う事は
必ず介護保険もセットで提供できると言う事。

しかし・・・
そこには大きな問題が。

まず「ニーズ」と言う物・・・・

詳しくはメルマガで。

市場規模から考えたら、高齢者は増え続けている
がしかし・・・高齢者人口からすると「要介護認定率」は
わずか2割に過ぎないと言う事。
8割は「元気高齢者」で住まいに対して求めている事が違う。

20万戸に迫る勢いのサ高住でもおよそ8割はその要介護者を顧客と捉えている事。

当然、熾烈な要介護者争奪戦が繰り広げられる。

何度も言っているけど
施設ではない「住まい」としての高齢者住宅が圧倒的に不足している。

シニア期の住まいだからこそ、
色々な形があって良い。

ブログ 高齢者住宅経営道場でも
満室サ高住達と言うタイトルで書いているので、
ご興味のある方は是非、ご覧ください。

私も何百という高齢者住宅を見てきました・・・
どこを見ても施設ぽい・・・
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未だにローコストで家賃やサービス費、食費を安くすれば入る
その為には限られた条件の中で戸数を確保する。
そうすると、居室がうなぎの寝床の様になってしまう・・・
外観も要介護者は建物なんて気にしないと言われ、
徹底的に無駄を排除して、ただの「箱」になってしまう・・・
どこを見ても同じような間取り、面積、外観、サービス、値段
スタッフ、そして「介護」という物になる。
他がそうだからそれが意味がある
と言い切る介護会社の社長もいるぐらい・・・
小さい施設を作ろうとしているのか?
住まいを作ろうとしているのか?

私共はあくまでもシニア不動産と位置づけ、
ワクワクする。
そんな高齢者住宅に徹底的に拘る
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そんな中、スウェーデンハウスがサ高住を手掛けたと♪♪
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場所は千葉県夷隅郡(いすみぐん)全18m2
食事込み税別月額18万円と言う事

省エネで一年中快適に暮らせ、木のぬくもりが感じられ
心地よさを追求しているそうです。

あなたならどちらで暮らしたいか?
自分の大切な親を入居させるならどちらが良いか?

病室の様な所か?
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明るくペンションの一室の様な居室か?
/pic/39/tmb/20160218112204.png

これからは住まいとしての
シニア不動産それが、高齢者住宅でなければならない。

介護保険に依存しない
高齢者住宅のご依頼・ご相談はお気軽に♪♪






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大久保悦次 さんのプロフィール

愛犬共生型多世代シェアハウス・愛犬共生型賃貸住宅・愛犬共生型福祉施設・愛犬共生型高齢者住宅等「愛犬」のご相談はお気軽に
大久保悦次

大久保悦次
(おおくぼえつじ)

わんハピ合同会社
1973年 東京生まれ

観光ホテル・ツアーコンダクター・不動産コンサルティング会社・大手総合人材サービス会社・メディカル専門の人材コンサルティング会社事業部長・高齢者住宅建設会社にてコンサルティング事業部を創設、初代コンサルティング事業部長、一般社団法人日本高齢者居住安定化促進支援機構代表理事に就任。代表理事を退任後独立

一般社団法人全国在宅医療介護地域振興協会専務理事
一般社団法人 ペット共生デザイン協会理事
株式会社空き家活用研究所 取締役

わんハピ合同会社 代表
モチベーションPULS 代表

得意分野:愛犬共生型不動産活用・不動産投資・
空き家の収益物件化・ペット共生型多世代シェアハウス・ペット共生型賃貸住宅・愛犬共生型福祉施設

★不動産仲介・不動産投資・賃貸管理から高齢者住宅・障がい者グループホーム等の運営実務にも精通!!社会貢献型不動産投資・社会貢献型土地活用・ペット共生型はお任せください。

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