まず、平成26年の茨城県ひたちなか市の高齢化率は23%
高齢者数は36,574人です。
およそ2年前はひたちなか市には6棟ぐらいしかサ高住はありませんでした。
その頃は、大体オープン半年から8ヶ月ぐらいあれば、ほぼ「満室」
しかし・・・今は
13棟232戸のサ高住があります。
オープン1年半で80%台。
なかには80%台から伸びない物件もあります。
正直、1年半80%台から好転しないと・・・当然、きつくなります。
採算分岐から見ると本当にギリギリと言う所でしょう。
そもそも、高齢化率23% 高齢者数36,574人と言う数字からみると
普通と言った感じです。
しかし!!どんなモデルにするか?によって大きく変わるんです。
現在13棟中2棟だけが、同一建物で介護サービスを提供していません。
その2棟もうち1棟は3戸、もう1棟も6戸と小粒です。
では他は?
同一建物でデイサービスと訪問介護を併設しているのは、3棟
同一建物でデイサービス・居宅・訪問介護併設は1棟
同一建物でデイサービスと居宅併設は1棟
同一建物でデイサービスのみ併設は6棟
と言う事は小粒な2棟以外は全てなんらかの介護サービスを同一建物に併設している事になります。
平均居室面積も21.m2
最大31.46m2 最少18.64m2(※共に1棟あたりの平均より算出)
と言う事は何が言えますか?
そうです!!ほとんどのモデルは「要介護型」になります。
そして、市内には特養が5ヶ所あります。
では、ひたちなか市内の85歳以上高齢者数は3,615人
このうち20%が特養へ入所していると仮定すると2,892人となり、
このうち6%がサ高住ターゲットだと考えると約174人となります。
そして、ひたちなか市内の要介護者数は2,773人(実数)
でも高齢者数は36,574人
わずか7.58%しか要介護者はいない・・・と言う事になります。
10%に満たない要介護者マーケットを群がっている構図・・・
これでは正直・・・
厳しいですよね。
でも「地域包括ケアシステム」から見ると、
日常生活圏域に1棟もない地区が2ヶ所あります。
空白地域のエリア
要介護型モデルでもこの2エリアなら展開できます。
では?
もうひたちなか市ではこれ以上サ高住は供給できないのか?
というと、「違います」!!
コンセプト型サ高住なら十分可能性を秘めています。
本当は、更に細かく数字を拾い、競合調査を行い、可能性を模索しますが、
今回は仕事ではないので・・・
成功するには「法則」があります。
激戦区でサ高住をオープン前満室にしました。
そこには「戦略」があります。
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