団塊の世代の方が『高齢者』になり、超高齢化社会が来るから『サ高住』は必要だ!!
と金融機関もハウスメーカーと提携して、専用ローンを開発したりしている。
確かに、我が国日本は『超』が付く、高齢化社会が訪れる。これは、間違いの無い『事実』
政府も2020年までに60万戸程度の供給を目指すとしている。
実は、この考え方にミスマッチを感じる。
高齢者が安心して暮らす『高齢者住宅』は絶対に必要となる。
その前提にあるのは、『選べること』
今のサ高住は『誰のためのものなのか』?
およそ80%が18m2の要介護型サ高住
と言う事は?対象者は『要介護高齢者』と言う訳だ。
では?実際に介護が必要となる年齢をご存知か?
状況によって当然にバラつきはあるが、男性で80歳~女性で85歳ぐらいからとなっているのが現状。
しかし、それは、あくまでも今現在のお話。
平均寿命は延び続けているが、皆さんが一番気になる事は、
『寝たきりにならない』『ボケない』この2つ!!
その為に、フィットネスに通ったり、趣味に没頭したり、現役さながらの忙しさで過ごしている。
今の団塊の世代の少し前の方々を見ていても皆さんとても『元気』
2025年になって団塊の世代が要介護状態になるとはとても思えない。
とすると、2035年前後から要介護状態の方が増えてくるのではないか?
と考えています。
今から22年後に要介護型サ高住が必要になってくるのでは?
では、これからどんなサ高住が必要なのか?
正直、今は『選べる』現状ではない
と考えています。
これから必要になってくるのは、色々なサ高住!!
例えば、20m2前後でも自由があり、楽しさがあり、ワクワクする80歳代の方を対象として終の棲家となり、安心と楽しさを提供できるサ高住
40平米以上で夫婦がいつまでも仲良く安心して、必要なサービスを選べて、万が一の時には医療・介護サービスが受けられるサ高住。
50m2以上のペットと夫婦で暮らせるサ高住。
温泉があり、まるで『リゾート』の様なサ高住。
など色々な形のサ高住があり、入居したいと思う年齢もバラバラで
65歳から夫婦でゆったり暮らしたり、70まで世界を旅して、70から夫婦で暮らせたり、80まで自宅で暮らして、80から楽しく、自立でき、万が一の時には介護が受けられるサ高住。
しかし、今は『要介護者向け』のサ高住=施設と思わせる物件がほとんど・・・
でも、だんだんと『コンセプト』を持ったサ高住も徐々にではあるが増え始めているのは非常に歓迎すべき事だと思います。
これからは2極化の時代となると感じています。
ハウスメーカーと金融機関が組んでどんなサ高住を提案するのか?
もし、投資利回り重視で18m2要介護型を提案するのであれば、
まさに『サ高住バブル』としか言いようがない。
危険すら感じます。
サ高住のご相談はお気軽に
ますは、www.hwc-zoo.orgで検索下さい。