/pic/4/tmb/20110724230824.jpg 勤労により稼いだお金はそのまま現金で金庫に保管されることは少ないでしょう。お金は銀行に預けられたお金やその他金融商品に投資された金融資産と土地や建物などの不動産資産に形を変えます。
 金融資産には、現金化が容易であるかの「流動性」、投資元本の値上がりや利子が期待できるかの「収益性」、元本及び利回りが確実であるかの「安全性」があります。
 この3つの特性を高度に満たす金融商品はありません。仮に収益性を求めれば流動性と安全性は損なわれるものと理解しておきましょう。現在経済成長率が2%で10年物国債利回りが1.5%であれば、これらを上回る金融商品は安全性が犠牲になっていると言えるでしょう。
 安全性が損なわれるとは、元本や利子が減少することもあれば増加することもあります。このような将来の不確実性のことをリスクといい、人によって受け入れられるリスクの大きさは異なります。社債や株式を発行している会社が倒産すれば、資産価値はゼロになりますので、リスクのある金融商品投資は余裕資金で行なわなければならないといわれます。
 不動産資産の主に土地はそのまま保有していれば、固定資産税等の税金が発生しますので何らかの事業を行い活用が求められます。事業が農業であれば土地を田畑として耕作して農作物を生産します。小売業を営んでいれば土地の上に店舗を建て商売をします。
 これまで営んでいた事業を周辺環境の変化や後継者不在などから廃業しても土地は残ります。こんなとき税金だけを払い続けるのはもったいないので、土地活用を考えるでしょう。土地活用の基本は「売る」「貸す」「建てて貸す」の3種類があります。
 土地を売るには買手が必要であり、売れればまとまったお金が入ってきます。一旦他人に貸せば自分が使用したいと思っても簡単に取り戻すことは出来ません。建物を建てて貸せば月々家賃収入が得られますが、大きな負債を負うことになるかもしれません。それぞれ一長一短がありますので、自らのライフプランに合わせ慎重に検討することが求められます。

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