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1-1 百名山を「一度に2度」味わう方法

 

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南アルプス「悪沢岳」山頂

 

日本百名山を登るには、北は北海道「利尻山」から南は鹿児島県「宮之浦岳」まで、

沖縄県を除き、(ほぼ)日本全国を回らなければなりません。

 

しかし、その中でも、いくつかの百名山を一気に踏破できる、オイシイ場所があるのです。

 

次をご覧ください。

 

(一気に複数の百名山を味わる場所)

●瑞牆山(みずがきやま)と金峰山(きんぷさん)

●妙高山と火打山

 

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妙高山と火打山

 

●黒部五郎岳、鷲羽岳(わしばたけ)と水晶岳

 (これについては、次の回でご説明)

●甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳

●北岳と間ノ岳

 

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北岳と間ノ岳

 

●悪沢岳と赤石岳

 

そして、今回、美味しく「ごちそう様」をしようと計画したのが、

「悪沢岳と赤石岳」・・・なのです。

 

 

 

 

1-2 お盆の山小屋は大混雑

 

「悪沢岳と赤石岳」は、昨年(令和4年)の9月に計画していましたが、台風の影響で頓挫しました。

今年こそは!!

 

この2座は、(テント泊の人は別として)

椹島(さわらじま)ロッジ⇒千枚小屋⇒荒川小屋⇒赤石小屋 を宿泊し、

最後に椹島ロッジ⇒畑薙(はたなぎ)第一ダム⇒同・駐車場

という経路で登山するのが一般的です。

 

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椹島ロッジの入口

 

自宅からマーカー利用(又はJR静岡駅から静鉄「南アルプス登山線」を利用)で登山する際は、

必ず、「(株)特殊東海フォレスト」に電話・メールで依頼することになります。

 

私は、5月に連絡したところ、8月のお盆の山小屋は満員御礼。

お盆の前の週に予約したところ、「千枚小屋」「荒川小屋」は確保できたものの、「赤石小屋」は、満員でした。

 

コロナ禍のときは、登山客がまばら。多くの山小屋が閉鎖状態。

しかし、コロナ明けのR5は山小屋の予約が満室状態。

 

荒川小屋→赤石岳→椹島に下山する場合、平均タイムで9時間半。

休憩・食事等を考えると、11時間位になります。

 

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「赤石岳」と「悪沢岳(荒川岳)」

 

 

椹島の職員に聞くと「予約日の一週間くらい前にキャンセルが出る可能性がある」というので、

10日前に確認したところ、運よくキャンセルが出ていて、「赤石小屋」の予約が出来した。

 

ラッキー!!(image)

 

そして、当日がやって来ました。

 

 

 

1-3 静岡駅バス停から、畑薙第一ダム⇒椹島ロッジへ

 

予約していた、静岡駅前の静鉄バスの乗場に到着。

 

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静岡駅前のバス停付近

 

南アルプス登山バスは10:00出発です。

 

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「静岡駅⇔畑薙第1ダム」の往復時間

 

バスは、途中2か所で休憩。

井川ダムを経て、13:30に畑薙第一ダムに到着します。

 

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畑薙第一ダム手前の駐車場には、「静岡県山岳遭難防止対策協議会」静岡支部の担当の方(聞いたところ、地元・山岳クラブのクラブ員の方でした。)が、登山者の多い時期に常駐されていて、提出される登山計画書等を受領されていました。

 

 

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「山岳遭難防止対策協議会」

 

畑薙第一ダムの手前には広い駐車場があり、マイカーの人はここで駐車。

お盆の前の週の火曜日は、ガラガラ状態です。

 

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畑薙夏期臨時駐車場

 

 

(株)特殊東海フォレストにバス予約をした人は、フォレストのバスに乗車し、椹島ロッジから登山道に入ることになります。

 

 

※フォレストのバス(椹島ロッジ⇔畑薙ダム・駐車場)について

 フォレストが所有する宿泊施設は、椹島ロッジ、千枚小屋、荒川小屋、赤石小屋、赤石避難小屋等が有ります。

 これらに宿泊(1泊以上)した人は送迎バスに乗車できます。

 問題は、日帰り登山の人、完全テント泊の人です。

 

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フォレストの送迎バスにて「椹島ロッジ」へ

 

 私は、悪沢岳・赤石岳から下山後、椹島ロッジ→畑薙ダムへの送迎バスの中で、

 沢山の登山者がダム方面に向かって歩いている姿を拝見しました。

 中には3~4名のグループが、バスに向かって手を振り、乗車を求めている姿を拝見しました。

 

 椹島ロッジからダムまでは徒歩4時間程かかります。

 要注意です。(image)

 

 

 

1-4 椹島から千枚小屋へ

 

6:40 椹島ロッジを出発

千枚小屋まで、平均タイムで7時間ほどの行程です。

ゆっくりと行くことにしましょう。

 

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   滝見橋

 

 滝見橋を過ぎて、吊り橋を渡ります。

 

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吊り橋

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残念ながら今日は雨降りです。

 

千枚小屋までは、岩頭見晴(吊橋から1時間程の所)と見晴台(同3時間半程の所)以外は、展望ポイントは無いと言われます。

私の場合は、当日は雨降りで、時々雷が鳴る残念な一日。

雲の下を歩き、時々ガスも掛かる為、遠くの景色は望むべくもありません。

 

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吊り橋の先にある木製の梯子

 

こんな日は、静かに歩くだけです。

滝見橋から駒鳥池までの間には、所々、登山道⇒林道⇒登山道となり、何カ所か林道を横切る箇所が有ります。

明治の後期以降に木材を運搬していたらしく、そのときの運搬用道路が残されているようです。

 

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9:20 金属梯子の場所 

 

林道を横切るとき、登山道用に金属梯子が有る箇所が有ります。

 

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途中で何人かの登山者と会いました。彼らも黙々と歩いていました。

 

10:00 登山道の標柱

 

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12:40 平らな場所。特に表示もされていない。

 

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14:40 駒鳥池に到着。

 

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池までは歩いて行けるのでしょうか?林道は、駒鳥池までは続いているようです。

登山道は、池の上を通過するだけです。

 

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「駒鳥池」の登山道には、ベンチが有りました。でも、雨水がビチョビチョで、座れません。(残念!)(image)

 

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駒鳥池付近のベンチ

 

 

15:15 「お疲れさま。小屋まであと15分。ガンバ」の看板

 

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15:30 千枚小屋に到着

 

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キク科の植物(マルバダケブキ)が咲いていた。

 

 

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いつもそうですが、長い時間 登山道を歩いた後で山小屋の姿を見ると、「ホッとして、嬉しさが込み上げてきます。」

特に、今日は、ず~っと雨降りだったので、早く山小屋に入りたい気分で一杯です。

 

 

(image)

 

一日目の山小屋「千枚小屋」に到着です。

先ずは、ビール🍺でしょうね。そして、楽しい夕食🍴といきましょう。(image)

 

(image)

 

 

 

次回は、「悪沢岳」山頂に登頂します。初日と違って晴天ですが、風が強くて・・・。

 

●南アルプスの盟主「赤石岳」と「悪沢岳」(その2)へ続く

 

  

 

 

 

 

 

 

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