テーマ:山歩き
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1-1 最果ての百名山「利尻岳」へ出発
(礼文島へのフェリーにて、利尻島を撮影)
日本百名山の登頂を一つひとつ果たして来た時、
北海道9座の中で、
どうしても後ろに回してしまうのが、「利尻岳」なんです。
※北海道9座:利尻岳、羅臼岳、斜里岳、阿寒岳、大雪山、トムラウシ山、十勝岳、幌尻岳、羊蹄山
どうしてなんでしょうか?(image)
北海道には1,472の島が有り(長崎県に次ぐ、全国都道府県の2番目の数!!)
ます。(多いですね(image) !)
北海道の島
上の北海道の島の図を見てください。
北方領土の「択捉(えとろふ)島」を除けば、「礼文(れぶん)島」「利尻(りしり)島」が日本最北端の島となり、
そして、利尻島の面積のほとんどを占めるのが「利尻岳」なのです。
※利尻町、利尻富士町の観光パンフには「利尻山」と記載。でも、朝日新聞社「週刊日本百名山」には「利尻岳」と記載されていますので、このブログでは「利尻岳」と書きます。
そうなんです。
北海道内にある他の百名山は、登山口付近までマイカー可能なのに、
「利尻岳」は、
千歳空港から飛行機で行くか、稚内からフェリーで行くかを選択する必要が有るのです。
私は、時間短縮の為、新潟空港→千歳空港→利尻空港を選択しました。
利尻空港には、ホテルのバス、一般タクシー等が貴方をお待ちしていますよ。
利尻島の観光スポット「姫沼」からの利尻岳
1-2 全日空の飛行機から利尻岳を望む
新潟空港から千歳空港に着き、空港内でしばらく休み、
札幌(千歳)12:50→利尻13:45の全日空に乗ります。
6月の利尻島は、花の宝庫で、飛行機は満席です。
30分ほどのフライトで、利尻島が見えてきます。
飛行機から「利尻島」を望む
飛行機から見ると、巨大な日本海の中に小さな山が見え、それが次第に大きくなって来ます。
島全体が、激しい姿をした山であり、それが、海を隔ててそそり立っています。
「島」というよりも、見える姿全体が一つの山を形成しており、
そこに人間の住む余地が有るようには思えない程、鋭い岩がそそり立つような景観です。
巨大な山が大きく見えてきます
飛行機が次第に高度を下げ、利尻空港が近づいてきて、
島全体の姿がだんだん明らかになってきます。
最初は、巨大な山のみが見えていたのが、人のまちの姿が見えてきます。
町の姿も見えて来ました
利尻空港に到着しました。空港には、千歳空港への帰りの飛行機を待つ乗客の姿がありました。
飛行機から降りた客が空港へ歩きます
1-3 利尻岳への登山ルート
利尻岳への登山ルートは、2つあります。
(ルート1)
利尻北麓野営場(三合目。広い駐車場あり)→甘露泉→五合目→第一見晴台(六合目)→第二見晴台→長官山(八合目)→沓形分岐→利尻岳山頂
(ルート2)
沓形登山口(五合目)→五葉の坂(六合目)→避難小屋(七合目)→夜明かしノ坂(八合目)→三眺山(九合目)→沓形分岐→利尻岳山頂
※YAMAPの地図を見ると、(ルート2)中、「三眺山→沓形分岐」までの間は、「滑落・落石注意、ロープなし、ザレ場」の記載があり、登山道の印(赤太線)が赤点線となっていました。
5合目からの登山開始なら楽かとも思われがちですが、私は回避し、(ルート1)の一般道にしました。
利尻岳の登山地図
※次回は、登山開始です。利尻北麓野営場から出発すべきところ、ポン山ハイキングコース(旧登山道)から歩き出してしまい、甘露泉まで45分(野営場からは15分)かかり、ロスしてしまいます。さて、・・・。
●最果ての百名山「利尻岳」に挑む!(その2)へ続く