・交通量の多い幹線・高架道路、線路、工場が近隣にはない
(image) 騒音は、賃料に悪影響を及ぼすだけでなく、しばしば解約の原因になってしまいます。 交通量の多い幹線沿いでは、騒音のみならず排気ガスも大きな問題で、とりわけアレルギー体質の人には敬遠されます。また、住戸が高架道路と同じ高さだと、よけい騒音等が気になります。鉄道路線に隣接していると列車の通過音が響きますし、踏切が近ければ警報機の音も相当気になります。夜行列車が通る線路は、さらにマイナスになります。 意外に気がつかないのが小学校の校庭に窓が面している場合。子供の声は結構遠くまで響きますから、かなりうるさく感じます。また、学校の給食室に窓が面している場合には調理のにおいもマイナス要因になります。 平日はもちろん、土曜・日曜や夏休み、冬休みの期間でも、校庭ではクラブ活動が行われていたり、地域の人が集まって運動をしていることがあります。また、校庭の砂ぼこりはかなりのもの。乾燥して風の強い日など、低層階では窓が開けられないこともあります。 騒音を防ぐには、ペアガラスや二重サッシ、タイトサッシなど備えるのが有効です。あるいは、日当たりや眺望が悪くなってしまうかもしれませんが、敷地内に植栽をする方法があります。また幹線道路沿いなどでは、音をしっかり防がないとどうしようもありません。壁を立てると無機的なので、枝葉の多い背の高い植栽を植えるのも一つの方法でしょう。