介護ビジネスの市場規模は 2010年の6兆9,497億円から 2011年の約7兆9000億円と確実に伸びており、 政府の試算では、2025年には介護市場は24兆円に 成長するとしている。2020年までの政府の成長戦略を盛り込んだ「日本再生戦略」。医療・介護・健康分野で50兆円規模まで成長させる戦略だ。将来のビジネスを想像する中で、医療・介護は無視できないキーワードとなっている。しかし、通所介護の平均稼働率は年々減少し平均70%とも60%とも言われている。介護報酬改定で東京の東社協に加盟している通所介護事業者のうち実に60%超が減収になったと報告している。実に魅力のある介護ビジネスではあるが、開業すれば利用者が増えるというものではない。高齢者住宅でもそうだ。建てれば入る時代ではない。そこを間違えると失敗する。そうなる前に必ずプロに相談することをお勧めする。