なぜ?サ高住に空室が目立たったり、満室にできないのか?その答えはものすごくシンプルだと私は考えています。まず(1)『施設もどき』を作ろうとしていること。ちょとお高い、病院の個室。住まいだと認識が足りない。(2)入居募集をしてくれる方がいない。知識がない。ようやく、紹介センターでもサ高住を取り扱う様になりましたが、数が全然足りない。自分たちでどの様に入居募集をしたらいいか?分からない。施設もどきが故に、病院や地域包括、ケアマネ、行政等を一生懸命に回る。同業他社も同じ。考えて下さい。デイや訪問で新規利用者さんが獲得できない。とぼやく方は、決まってケアマネさんが紹介してくれないといいます。それならと自ら居宅を立ち上げ、営業窓口にしょうと開設したはイイが、新規が来ない・・・これでは同じ事ですよね。そこで、ハコモノのサ高住を作り、入居者を安定的に利用者へしょうとして、開設。そして、入居募集で病院・地域包括・ケアマネ・行政へと通う。これってデイや訪問の営業と同じじゃないですか?物件数が少なければ需要が上回る。しかし・・・競合他社が増えすぎるとどうなるか?みんな同じところへ同じように営業に行くんです。それがマズイ・・・そこで!!住まいとして、施設もどきにしなければ、収支構造も『賃貸収入』で考えたら、不動産会社さんに客付してもらう。でも・・・不動産会社さんもやりたいけど、いまいち良くわからない。というのが本音です。通常の賃貸アパートやマンションであれば、建てた建設会社さんが、入居募集をしてくれます。でも、サ高住の場合は、してくれるところはわずか・・・それも大きな問題です。通常の賃貸物件だと規模にもよりますが、建築金額は6,000万円台とか億欠けるぐらいですよね。サ高住は平気で億を超えます。それなのに、建てたら終わり・・・どうでしょうね?と私はいつも思います。まずは、施設もどきを止める事。住まいだとしたら・・・を真剣に考えなければ、ならない。今、サ高住のFCも登場している時代です。コンサルに騙されてうまくいかないとか、FCに加盟したけど、うまくいかないとかいう事になります。もう施設もどきは十分です。住まいとしてのサ高住を真剣に考えましょう!!それが、空室にならない最大なるリスクヘッジです。