介護先進国デンマークの高齢者福祉施設の介護運営を学ぶチャンスです!【講師紹介】
高齢者センター トフテホイエン施設長 ヨンナ・オーリング 氏施設長を務めるセンターの規模、日常生活から職員に関してなど、介護先進国デンマークの今の介護を伝えていただきます。
通訳フォースベヤ―悦子 氏デンマークに30年以上住んで、介護の分野だけではなく政治、環境といった多岐にわたって日本からくる専門家や政府関係者の通訳とガイド、ツアーコーディネイトまで行います。このセミナーに参加して得られる情報の一部をご紹介すると...☑強制的な介護はしない、拘束も法律で禁止されているデンマークの介護とは?☑社会保障が国として取組がうまく機能しているスタッフと利用者の仕組みとは?☑介護する事が目的ではなく、利用者の存在能力を引き出す介護とは?【「幸福大国」デンマークに学ぶ これからめざすべき高齢者介護】1、65歳以上が人口の20%以上を占め 高齢化の一途をたどる日本OECDが公表している2008年度のヘルスデータによると、65歳以上の高齢者率は、1960年時点ではデンマークが10.6%、日本が5.7%。しかし、1995年頃になるとデンマークは15%の水準でほぼ横ばいになっているのに対し、日本は高齢化の一途をたどっています。この数値から、何か学べることがありそうでうす。2、市民一人ひとりが、かかりつか医を 選択できる医療システムデンマークでは、市は提供する家庭医のリストから市民一人ひとりが登録先の家庭医を選択し、必要に応じて家庭医から専門委員や総合病院を紹介してもらうシステムがとられています。家庭医と病院、どちらで受信する場合も医療費はすべて無料。手術が必要な場合も同様です。3、「高福祉・高負担」のデンマークでは 医療費はすべて無料 デンマークの医療はすべてが県税でまかなわれています。初診料、差額ベッド、薬代、手術費などすべての費用を無料とし、必要な人が必要なだけ医療が受けられる仕組みです。4、在宅介護の基本は 「必要なときに、必要なだけの援助」 在宅介護を支えるサービスは、訪問看護、ホームヘルプ、配色サービス、ショートステイ、デイサービスなど日本とほぼ変わりません。しかし、日本の介護保険制度のように要介護認定や介護度別の利用制限などはなく、「必要なときに必要なだけの援助」を提供するシステムが確立されています。
(image) (image) 開催日時:2015年04月07日