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自分の親の住まいを考えた時〝あたなはどの様な住まい”を選択しますか?『サ高住の未来を考える』

自分の親の住まいを考えた時〝あたなはどの様な住まい”を選択しますか?『サ高住の未来を考える』

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(image) 前回も書きましたが、私の母親は群馬県で一人暮らしをしています。主治医から介護認定を受けた方が・・・と言われた・・・と母から電話が来たとき。ふと考えました。今、81歳ですが、体力は衰えて行く一方で、実家のお風呂はとても危険。今は、近所に住む姉が、週数回ごはんを届けにきてますが、子供としては将来不安がある。サ高住も全国に10万戸を突破したので、当然、隣町にはいくつもあります。しかし、入居させたいと思えるサ高住が本当にない。仕事柄、普通のサ高住に入居させたら『介護度が悪化』する事は誰よりも分かっています。例えば、自宅では、ある程度自分の事は自分で出来るのに、サ高住に入居したとたん、3ヶ月もしないうちに、今まで出来ていたことができなくなる。なんて話、非常に多くあります。なぜか?そこには、過剰な介護サービスがある。当然、介護保険に依存したビジネスモデルなので、介護保険を使わせてなんぼ。全部やってあげる。実はその方が職員も楽なんです。だから、なんでもやってあげる。そして、自立機能を奪って行く。残念な事に、地元では私がプロデュースしているサ高住や、私がコンサルしているサ高住はありません。私の目指すサ高住や介護と言うのは、『介護度を改善させ、自立機能を向上させ、自分で出来る事は自分でやらせ、今一度、生きる喜びを実感させ、目標を持たせ、自立させること』これこそが、これからの介護財政を考えても必要な事だと考えています。サ高住=施設・サ高住=介護と言う図式に真っ向から勝負を挑み、今までの常識に尻を向け、常識を覆す。と言うのが私の目指すべき道です。だんだんと、地主様や介護会社様も共感してくれて、うれしい事に依頼は増えております。先日、某会場でセミナー講師をやっていた時に、参加者の方から質問を頂きました。「私たちは、自立の人を中心としたクリニック併設のサ高住を考えていて、ハウスメーカーさんに相談に入ったらすべて、そんなのは無理だから、アパート経営が良い、30年一括借り上げがあるから安心」とすべての大手メーカーに言われたと。そして、実現不可能なんですか?と私は、出来ます!!ただ、自立のみと言うのは賛成しかねるので、自立から軽度者(要介護1)ぐらいまでの方を対象にして、万が一、本当に万が一、介護度が上がってしまっても、最期まで在宅医・訪問看護等と連携し、暮らし続ける事のできる「終の棲家」を提供するならば可能ですと回答しました。今、非常に増えているのは、18m2の要介護者対象で安価な物件です。しかし、数が今後は当然に増えてきます。似たような物件が増えて、特徴がなければ、そこは、大競争ゾーンとなってしまいます。すでに、一部エリアでは始まっております。これからのサ高住は、地主様も介護・医療法人様も人の子です。もし、「自分の親を入居させる」と考えて、どう言う所なら自分の親を入居させたいか?を考えれば、どうするべきか?答えは見えてきます。このままでは、将来、今のワンルーム賃貸市場と同じ現象がおきるのではないか?と危惧しております。しかし、私に依頼しているクライアントは絶対に価格競争に巻き込ませないと言う自負と作戦を持っていますが・・・今、競争の厳しい、外食産業で売り上げを回復させているのは、ファミレスのロイヤルホストです。なぜ?復活したのか?を考えれば、サ高住の将来が見えてきます。サ高住は色々な形があって当然、だから選べると思います。今、選べるサ高住は非常に少ないです。これから10年20年先でも勝ち続けるサ高住をご提案致します。
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