東京土地家屋調査士会が、「個人情報」をテーマにした川柳を公募しました。
で、その審査結果を発表

力作が集まりましたね。

入選作のひとつが、
「パソコンに ポストイットで パスワード」

あるある・・・(^^;

佳作だったけど、主催者へのお心遣いが感じられたのがこの一句。
「見える化を 土地にしたのが 境界標」

これ、ええやん。


【日頃から何かと話題の多い 「個人情報」をテーマにした川柳 入選作決定  ~全国から2,434句の応募~】

東京土地家屋調査士会(東京都千代田区、会長・野城 宏)が公募した「個人情報」をテーマにした川柳の審査結果がまとまりました。

噂話はとかくネガティブなイメージを持っておりますが、そうとばかりは言えません。そうした話が、大した仲でなかった二人の背中を押し、めでたくゴールインという話もあり得ます。

また一方で、無責任な噂話が深刻な事態を引き起こすことも考えられます。火の無いところに煙を立て、害をまき散らすとんでもない輩もおります。

このように、「個人情報」という言葉から様々に発想された作品が、全国の幅広い年代の方々から合計2,434句寄せられました。

<入選5句>
●交番で 黙秘続ける 迷子の子
 (神奈川・70代・男性・中年やまめ)

●パソコンに ポストイットで パスワード
 (東京・70代・男性・カジ)

●本人が 聞いているのに 教えない
 (静岡・70代・男性・留守ツネ夫)

●なに訊いて 良いか悪いか 初対面
 (大阪・70代・男性・大阪のアン)

●黒塗りを 透かして見たい その訳を
 (新潟・70代・男性・米太郎)

<佳作15句>
●シラを切る 情報保護の かくれみの
 (神奈川・60代・女性・大明神)

●お見合いは 個人情報 すりあわせ
 (東京・40代・女性・たーちゃん)

●お隣りの 芝は青いが 根は黒い
 (滋賀・60代・女性・はなばあば)

●さりげない ワンクリックで 地獄行き
 (東京・30代・女性・ルッコラ)

●見える化を 土地にしたのが 境界標
 (千葉・40代・男性・大海の真珠)

●漏れていく 口からwebから あなたから
 (愛知・~20代・女性・とまと)

●内緒だよ 他にも喋り 公開(後悔)する
 (東京・30代・女性・お空)

●秘密だぞ だったら僕に 話すなよ
 (千葉・~20代・女性・かろりーな)

●話す前 気持ち抑えて 一呼吸
 (兵庫・60代・女性・翔子)

●盗まれた 個人情報 戻らない
 (京都・30代・男性・倍運)

●盛れている 写真で居場所 漏れている
 (愛知・~20代・女性・ハイビスカスとバラ)

●点が線 線から網に なる噂
 (愛知・30代・男性・さごじょう)

●セキュリティ 一番軽い 妻の口
 (大阪・70代・男性・けろね)

●知っている 連絡先は LINEだけ
 (群馬・~20代・女性・も花)

●PTA 連絡網は 死語になり
 (広島・50代・女性・ゆゆゆ)

◆企画概要
 タイトル:「個人情報」をテーマにした川柳募集
 選考  :川柳募集運営事務局
 募集期間:2019年11月13日(水)~2020年1月20日(月)
 募集方法:WEBまたはハガキ
 応募状況:選考対象数 2,434句
 表彰  :入選(5句) 5,000円の図書カード
      佳作(15句)東京土地家屋調査士会 記念グッズ
(3月17日 アットプレス)


土地家屋調査士 和田清人(image)
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