来年の2026年は『創業50周年記念』となります。お陰様で奇跡的に50年間生き残れたのですが、終わったことはともかく、来年からどう会社が生き残っていくのかが決まっていません。ということで2050年までのこれからの25年間で私達は何をするのか、何を成し遂げたいのかなどの『目標』や『あるべき姿』を今模索しています。私が24歳で創業して今年の9月で74歳ですから、あっという間の50年間でした。良くも悪くも私が先頭を切って走り続けましたから、私の色で会社は染まっています。その私がそろそろ居なくなるのですから、さてどうすればいいのでしょうか。その答えを出すのが2050年までの25ヶ年計画だということです。私色の経営を一言で言うと『オンリーワン・ナンバーワン経営』でした。私の性格(能力・才能)は人と同じことはしたくない。そして同じことをするなら1番になりたい。単純にこれだけを考えて走り続けた50年間だったのです。しかしそれが良かったので、50年間も会社として生き残れたことです。当然です。業界で1番、地域で1番の会社は絶対に潰れません。そして当社しかできないことをやれば、競争相手がいないのですからこれも生き残れます。口で言うと簡単なことなのですが、本当はもの凄く難しいことばかりです。しかし何とかやってこれた50年間でした。さて⑴これからもオンリーワン・ナンバーワンが実現していければ2050年でも生き残って発展しています。しかし、私が居なくなるのですから、誰がこの能力・才能を発揮してくれるのでしょうか。不安です。しかし、まあすぐに居なくなる訳ではないので、この5年から10年くらいかけて今の社員さん達にこのイノベーションのノウハウを引き継いでいく計画です。⑵そして商品や事業ですが、私がやったのは(1)注文住宅(2)借家住宅(3)高齢者住宅(4)障がい者住宅と(5)ホテル・モービルホテル事業です。そしてもう少しで(6)健康・医療と(7)エコ・エネ事業が軌道に乗るところです。そのあたりで私の体力がなくなって引退かお亡くなりなのは冗談ではなく本当のことでしょう。⑶ついでに私の最も苦手だったのは2つです。それは(1)人材育成と(2)SNS・IT・AI技術でした。私には人を育てる能力とAIなどのDXの能力が全くありませんでした。大問題で大欠陥人間だったのです。さてこれら⑴⑵⑶を考えますと、これからの25年間でやるべきことが見えてきたのではないでしょうか。(1)まずやるべきことの一番大切なことは創業者が一番大切にしたこと。お客様を大切にすることと、世の中の役に立つ仕事をすることの『ミッション経営』です。(2)次には創業者ができなかった『社員の育成』です。一人一人の社員さんが自分の考えと意思で生き生きと働ける会社の環境を創ることです。(3)次には『イノベーション』で時代の先端に立ち続けること。これはオンリーワン・ナンバーワンの進化形ですが、最も難しいことに挑戦する勇気と能力が試されます。これで失敗すると会社は必ず倒産します。(4)はやはり『財務のお金』です。経常利益は必ず10%~20%で自己資本率は40%以上です。(5)最後の5番に大切なことは、売上増を目的に会社経営をしてはいけません。世のため人のために会社はあるべきです。売上と利益はその後に付いてきます。『社会にどう貢献するか』を忘れると会社は倒産します。だいたいこんな感じで25ヶ年計画のあるべき姿を描いてみました。あとは社員さん一人一人で作り上げてください。お願いします。
