私は先生の哲学の講義を27年前に初めて聴講しましたから、あっと言う間にもう27年も経ってしまいました。

なのに全然学べないというか、まだ半分も理解できないのです。
内容が深くて広くて、私はついて行けないのでいつまでたっても身につきませんね。


 ということで20年間の当社で行われた先生の講義内容をすべて文章化しました(年4回×20年=80回講義×3時間=240時間のテープ起こしをしてワープロして製本しました)。
これで先生のDVDの画面を見ながら、文章を読みながら勉強できますから少しは理解ができるようになったと思います。


 今回は一番簡単な『新入社員用』の講義内容の『3時間分』をここにまとめましたので、ご覧ください。
そしてご興味があれば80回分の講義のDVDを請求していただければお送りいたします。


 テーマは『仕事と人生』(人生三観)です。

⑴は『職業観』(職業とは何か)
 (1)職業とは人を幸せにすることによって自分も幸せになる活動である。自分が先に幸せになりたいと思っている人は幸せになれない。人を不幸にして自分は幸せになれない。この『幸せの原理』を知りなさいと言われています。
(2)職業の真の目的はお金ではなく、人の役に立つ人間になること。
(3)職業とは、人に喜んでもらえる仕事の仕方ができる能力と人間性を持った、本物の人間に成長させる働きをすること。
(4)最高の職業理念は、お客様や仲間にも最高の満足を与え、最大の信頼を得るために努力しようという精神である。損得勘定では醜い人間になる。人が喜んでくれると嬉しいのは愛の働きだし、そうするときれいなお金、喜びのお金が舞い込んでくる。プロとはお金をいただいて仕事をする人のこと。さすがにプロだと言われてこそ本当のプロの仕事である。



 ⑵『社会観』(社会とは何か)
 (1)職業をもって人は社会人となる。
 (2)問題や悩みは人間を成長させるために出て来る。だから問題にたじろいではならない。ひるんではならない。問題から逃げてはならない。弱い人間になってはいけない。
 (3)全ての物事はプラスにもマイナスにも解決できる。物事はマイナスに解釈すると悪い方向に行ってしまう。自分の人生にプラスになるように解釈すること。
 (4)自分の価値は他人が決定するという原則が働いている。人の役に立たないが由に評価されていない。自分の幸せより、人を幸せにしないと自分は幸せになれない。

 ⑶『人間観』(人間とは何か)
 (1)人間は誰でも長所半分、短所半分である。短所がなければ人間ではない。短所を無くしてはいけない。短所半分の人を愛すること。長所をどんどん伸ばしていくと短所は人間味となり、人に好かれる。仕事でも自分の短所を助けてもらって、その人を誉めて感謝すること。そうすると長所も短所も生かす、人を輝かせる活人力となる。
 (2)人間の本質は心であり、理性ではない。理性的であればあるほど自分ではなくなる。欲求、欲望、本音が人間の本質である。その欲求欲望を理性を手段能力として使って人の役に立つようにすること。
 (3)私とは本音であり実感であり欲求である。
 (4)仕事を通して人格をつくり人格を磨く。仕事を通じて人格の高さ深さ大きさをつくる。


 これが一回分の講義で3時間あります。

テープ起こしで25ページ。44,000文字となります。


そして哲学は社会科学ですから、一言一句間違って話してはいけません。それでは科学的な根拠がなくなって、宗教か道徳になってしまいますね。芳村思風先生は学者ですから、あくまで論理的に宇宙や人間を分析して学問的体系をお話しされます。

私にはもうあまりにも難しすぎてついて行けないのです。
もう少し頑張って勉強いたします。
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