7月31日現在のWHOの発表数です。


感染は拡大し続けていて終息の気配もありません。

パンデミックの歴史とは
(1)スペインかぜ(1918年~1920年)発生地アメリカで死者4,000万人~1億人。
(2)アジアかぜ(1957年~1958年)発生地中国雲南省で死者100万人~200万人。
(3)香港かぜ(1968年~1969年)発生地香港で死者75万人~100万人。
(4)新型インフルエンザ(2009年~2010年)発生地メキシコで死者1万人~2万人。
(5)新型コロナウイルス(2019年~)発生地中国湖北省武漢市で死者67万人~未定。

 感染者が今の2倍になれば死者134万人。
3倍になれば死者201万人です。

1957年のアジアかぜ以上の死者になれば、1918年のスペインかぜの次に多い死者数になるかもしれません。100年に1回の大型パンデミックの発生となります。


 そして経済はもう破壊的にメチャメチャです。

8月1日の日経新聞では『世界企業、3社に1社赤字』。そして4月5月6月の3ヶ月決算の各社の赤字額が報道されていますが、見たこともない多額の赤字が掲載されていました。

たった3ヶ月間の赤字が、
デンソー900億円。
JR3社3,047億円。
マツダ666億円。
スターバックス750億円。
デルタ航空6,300億円。
日産2,860億円。
日本航空、ANA、JTB、HISなどなど。

名門アパレルメーカーのレナウンが民事再生手続き中で300人以上の人員削減をしても引き受けるスポンサー企業が見つからないそうです。
解体されてレナウンは消滅です。

 3ヶ月決算でもこんなにひどい状態なのに、これから感染が広がって2倍3倍になれば、もう予想もできない赤字になり、それこそ世界の企業の3社に1社は全部倒産となっても何の不思議もありません。

当然私達の生活も経済的に崩壊してメチャメチャ。
次に国家までが崩壊して、ハイパーインフレ、国債暴落、通貨切り替えのデノミ(日本)、新円発行と預金封鎖(日本)、そしてドル崩壊(アメリカ)ユーロ崩壊、そして2025年頃には新世界大恐慌が世界中を襲うのです。(私の予想ですが…)


 これが考えられる最悪のシナリオであって、そうなれば私達はどこにも逃げ道はなくなります。

さてどうすればいいのでしょうか…(?)

まあここまで悲観的に考えなくても、もうすぐコロナのワクチンが完成して、ワクチンさえあればコロナが広がらずに終息しますから、世界の経済も日本の経済も上手く復活するのでしょうね…(来年の6月からの実施で、米ファイザー製薬と日本政府は6千万人分のワクチン供給の基本合意をしたり、英国のアストラゼネカとは1億回のワクチン供給を交渉中で、今年の8月から日本での治験が始まりそうです)。

希望が持てるいい話もありますが…。


しかし私はまだ悲観的です。来年6月からのワクチン実施は良いことですが、それまでには今年の秋と冬を越さなくてはなりません。

完全に今年の冬のコロナの第2波には間に合いません。

そうするとまた第2回目の政府による財政支援で、アメリカでも日本でも100兆円の何倍もの支出が必要になり、そうするしかなくなります。
政府の国債発行と日銀やFRBの大量の通貨発行が行われます。
それ以外の方法がないことはわかりますし、そうすることが国民を守り、経済を守る政府の責任なのですが、国の借金の残高は(すでに多額なのに)また増え続けます。


 アメリカはGDP2,500兆円で2,500兆円の借金でした(2019年10月末)。
そこへコロナの支援で670兆円が増えて3,170兆円の借金(第2波の支援は含まず)日本はGDP470兆円の237%の1,140兆円の借金がコロナ支援230兆円で1,370兆円になってしまいました。GDPの285%です。(第2波の支援は含まず)



 さてどうしましょう…(?)
私が極度の悲観的症状になっていることをご理解いただけましたでしょうか…。
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