北欧家具のIKEAは大型店舗内で、様々なm2数や間取りに応じて
実際の部屋を再現。
デザインがよく安価で人気のIKEA家具や雑貨類を、実際のお部屋に
配置することで、『暮らしたい部屋・楽しい部屋』のイメージを演出して
います。
今回は、半年分の家賃でターゲット層を絞り込んだ間取変更のご提案と、以前にも触れましたが、リフォームしたお部屋にIKEA家具や小物を配置することをオーナーへご提案致しました。
IKEAは種類が豊富です。
リフォームで大工工事を施工するより家具をそのまま購入して取り付けた方がお得な場合もあります。
アパート・マンション経営の空室対策として肝心なことは、
オーナー自身が『暮らしたい部屋』と思えるのかどうかです。
築20年の賃貸マンションですが、学生圏に立地。
1棟6世帯39m2オール角部屋という好条件でありながら、殆ど満室ではなかったと大家さん。
さっそくお部屋を見せて頂きました。一人暮らしをする娘さんのお母さんが自分が住みたいと思えたからと、
ありがたいお言葉をいただきました。
貸主が、借手のことを想い賃貸物件として選ばれる為、費用を掛けてリフォームを行っても、意外と探している人には伝わりにくいと感じます。
今回の物件では、リフォームしたお部屋で楽しく生活していただくことと、初めての一人暮らしをイメージしやすくするためにショールームを設置しました。1K需要が減少傾向にあるエリアでしたので、暮らしたい部屋として選ばれるように生活の雰囲気作りの為、家具を設置しました。
インテリア関係の雑誌などを参考に、家具や小物類を設置する際、魅せ方のポイントとしてまとめると次のようになります。
【ショールームのポイント】
このように暮らしの雰囲気作りをおこなうことで、生活するイメージがわき
暮らしたい部屋として他物件との差別化につながります。
結果、借手に選ばれやすい物件となります。
また、退去予定のお部屋としてご紹介することができるので、早い段階で
次の入居者を決めることができ繁忙期前の準備としても効果的です。
以前にもご紹介いたしましたが、退去後の原状回復リフォームをどのように仕上げるかで劇的にお部屋のイメージが変わります。
【リフォームプラン】
入居年数6年でしたが床(クッションフロアー)はまだ使用できる状態でしたので床の色調を活かすように壁面一面にアクセントをつけてみました。外壁塗装備と併せて居室と外部の間に仕切り壁を設置しプリバシー確保と防犯性を高めるご提案をしました。
このように一階部分に外部との仕切り壁を設置しました。駐車場にはセンサーライトを配置しました。これによって防犯性とプライバシーの確保に繋がりました。
外壁の明るく暖かい色調と防犯性とプライバシ確保によって女性にも人気です。]]>
日中でも薄暗くこういう状態でした。
前のページでご説明した要因を払拭する為、和室とリビングの間仕切りを撤去して床・壁の色調もアレンジしてみました。
間仕切りを撤去した事で最上階の眺望と採光を存分に活かす事ができました。
居室はこのように変わりました。↓↓