前回、土地有効活用(アパート経営)のメリットと将来の問題点の要点だけを書きました(いつかゆっくり詳細に触れていきます)が、この土地の有効活用の重要なことは、将来のリスクにどれだけ対応していくかです。賃貸経営は、目先の利益を見るのでなく、長期間の利益確保が最大のテーマです。30年以上も、この仕事に従事してみると、成功するしないは、ここにあるのだとますます思います。賃貸経営リスクとは具体的に(1)建物企画プランの陳腐化(2)建物や設備の老朽化(3)建設エリアの社会経済変動(4)上記による入居者の低下(空室)だと思います。こうしたリスクに対し、少なくても対抗できることとして(1)に対し:将来を見据したプラン、設備、コンセプトを持つ(2)に対し:耐震性、エコ性能(2020年には義務付け)、維持管理のしやすさ(3)に対してはわかりません。ただ今はやりの高齢者対応賃貸も、団塊世代が減少する20年後以降は、どうでしょう?まあ、少なくても賃貸を借りる人は少なくなるとはいえ、どんな世代でも借りる人はなくなりません。そうした時代にも他の賃貸に負けない建物(性能、プラン、広さ)を造っておくことが最低条件となってくると思います。いいものを作っておくという王道を目指すことがこれからの土地活用には必要なことだと益々痛感しています。
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