今日は、気温が上がらず、事務所でも凍えるようです。

さてさて、前回のブログは11月3日だったと思いますが、実はその翌日から40度近い熱を出して、寝つき、町医者を2件訪ねたのですが、2件とも風邪と診断され、抗生剤ととんぷくを処方されました。
8日間たっても熱は一向に落ちず、紹介状を書いてもらいとうとう県立中央病院へ。

半日びっちりかかって検査の結果、細菌に感染し、肝臓に大量に膿が溜まり、これが高熱を出しているとの診断。病名は肝膿瘍(かんのうよう)
ここまで大きく膿が溜まるのはかなり重症らしく、肝臓に腹からチューブを差して、膿を抜く治療が必要ということで、11月12日、そのまま入院。それから、一ヶ月後の12月11日に退院して来たというわけです。ですから、この間はブログも更新できませんでした。

肝臓の病と聞くと、大概は「あいつ酒の飲み過ぎだよ」という話になってしまいますが、実は今回の病はさにあらず、往々にして大腸がんや十二指腸がんなどが原因して発症するケースが多いという事で、上からも下からもカメラを入れたり、CTやエコーを駆使して原因を探しましたが、がんは見つからず、結局原因不明。

あとは、ばい菌の付いている食べ物を食べたとしか考えられないとの事。
確かに、私は3秒ルールを適用し、昔から落っこったものも即座に拾い上げて食べたりはしますが、ここまでなるような汚い場所に落ちたものはさすがに食しません。

膿を出したら熱も下がりましたので、結局、原因不明のまま対処両方のみで退院というわけです。

生まれて始めての入院、しかも一ヶ月。

時間だけはたっぷりありました。これまでの人生、これからの人生についても考えました。
会社のこと、家庭のこと、自分自身のこと・・・。
健康の大切さ、食べられることのありがたさ、噛で噛で味わいながら食べる食事のおいしさ、家族や従業員、お取引先、友人の厚情のありがたさ、信仰の大切さ、中核医療施設と医療技術の充実さ、医療保険のありがたさなどなど・・・。とにかく毎日が非日常で、気付きの連続でした。

あと数日遅ければ、腹膜炎を起こし、命の保障もない状況だったと後に聞かされました。
今度同様の症状が出たら、肝臓は膿の溜まった部分からすっぱり切除しますとも言われました。
たまたま当たってしまった?原因不明のばい菌に、今まで築いて来たものが、全てごわさんになるという、言いようもない不安と危機感、襲い来る来る孤独感にもさいなまれ眠れない夜もありました。

もんもんとしている事を察してか、担当の看護師さんにピシリと言われました。
「長谷山さんは社長ですよね。会社に戻れば社員やお客様がおられますよね。その沢山の方々への責任はどうやって果たすおつもりですか?
どんなに治療や入院が辛くても苦しくても、その方々のために復帰する義務があるはずです。
頑張って治療しましょう!!切除の方が今後安心だと診断されたら、この際覚悟を決めて、手術でも何でも受けましょうよ!!社員もお客さんもご家族も、こうしている時もずっと待ってるんですよ!!」


退院を機に一念奮起し、生まれ変わったつもりで人生を送っていこうと決めました。
居ない間、従業員ががんばって会社を運営していてくれました。ありがたいことです。
これまでは、社長だから何事も率先垂範と気負ってました。それが社員への「思いやり」だとも思ってました。でもそれはただの「思い込み」だと分かりました。

せっかく居ないなら居ないなりに動いているのであれば、なるべく口を出さずに皆にお任せして、この入院中の距離感を保ちつつ、見守ることにしました。
もちろん、最終責任は私にしか取れないということは、言うまでもありませんが・・・。




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