2024年1月からのスマイシアグループの事業計画づくりは、膨大な時間をかけて着々と進行しています。4時間×36回=144時間かけて12月28日に製本が完成して全社員1,800人(2024年社員数)へ配布されます。 さて、スマイシアグループの売上300億円、経常利益率『5%』の15億円の利益目標は達成できるのでしょうか。私はできると確信しています。そして2026年は『10%』の30億円を達成したいと計画しています。今年から利益と賞与を連動させますから、利益が上がれば賞与も増える、利益が下がれば賞与も下がることとなります。1,800人社員の一人一人の責任を決めて、やったかやらなかったかを表やグラフで見える化しますので、一人一人の賞与の金額も一律2ヶ月分とか3ヶ月分とかの同額ではありません。責任の達成度で一人一人の賞与を支給したいと計画しています。 私は経常利益を目標に経営はしません。あくまでお客様に喜んでいただいて、満足していただければ利益は後からついてくると考えています。逆に言うとお客様第一を実行しなければ利益は出ないのが経営の鉄則です。その証拠に良い会社、お客様に喜んでいただいている会社は自然に『経常利益率10%』以上です。そういう数少ない経常利益率10%の会社になりたいと念願しています。ついでに社員さんの賞与もアップするのですから、この経営努力をすることは正しいことだと考えています。 今回の事業計画書づくりの特徴は3つです。(1)役員・店長・館長の80人くらいで今までは計画会議や合宿を行っていましたが、その部下の責任者3名から4名も参加しています。合計で300人のリーダーが計画づくりをしています。そしてこの300人が部下の6人の一般社員さんと計画づくりをしますので1,800人の社員さん全員が計画づくりに参加しているということです。でないと一人一人の責任が明確にならないし、どうして私の賞与が多いのか少ないのかの判断ができないからです。 (2)まず会社の問題を全て書き出して分類して、大きい問題を見つけて、トヨタ方式の何故を5回繰り返して『真の原因』を見つけて、対策を決めて行動計画表で実行します。これは毎年やっていることですが、しかし会社は良くなっていません。その理由は社員一人一人に自分自身の『強烈な反省論』がなくて、私が悪かったと思ってないからです。赤字会社には責任のない社員は一人もいないはずなのに、誰も自分のことだと考えていないのです。ですから今年からは行動計画表を社員全員で決めて実行します。 (3)『経営戦略』づくりに店長・館長は頭に汗をかいて苦しんでくれています。来年からは損益責任を持ち、商売の基本である商品開発・製造(工事)・販売の3つの『創る造る売る』の全ての工程に責任を持ってもらいます。介護であれば、介護サービスを充実させて、配置人員の人を揃えて、入居募集で入居者を集めてください。そのためには一段階上の難しい経営戦略を勉強して、経営者人材に成長するしかありません。すぐに1月が始まりますが、144時間かけた新しいやり方の事業計画づくりでこれらの目標を達成したいと思います。 私は社会を良くすることができない会社は存在価値が無いので潰れればいいし、お客様の不便や不満や要求が解決できないのであれば、その営業所は閉鎖する方針で計画を実行しています。一人一人の社員さんの力でスマイシアグループのV字回復を行ってください。これが72歳の会長の一生で最後のお願いとなります。宜しくお願いします。
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