(image)  アパート経営の失敗体験のご紹介をします。 今までプロの資産形成アドバイザーとしての意見を述べてきましたが、実は過去に、私自身賃貸アパート経営にたくさん失敗しています。アパート経営に失敗した経験があるからこそ、皆さんには私と同じ轍を踏んで欲しくないのです。そういうこともあり、土地活用セミナーの開催やビデオ配布や本の出版などを通じて私がアパート・マンション経営の失敗から学んだことを一人でも多くの人に伝えたいと思っています。 また、アパート・マンション経営はこの業界にいる者ですら簡単にいくものではないということを、肝に銘じておいて欲しいのです。業界の事情を知っている私ですら、アパート経営に失敗するのです。 皆さんの手に入る情報は正しくないものかもしれませんので、尚更注意が必要です。アパート・マンション営業マンの言うことを真に受けてよく調べもせずに物件を建ててしまったら、取り返しのつかない事態になります。一度建ててしまったものは簡単に壊せませんし、借金が30年もなくならないのです。 焦ってアパートやマンションを建てる必要はありません。検討するのに数年かけてもいいと思います。正しい情報を集めて、資産を負債に変えないために、第一歩を踏み出す方向を間違えないでください。 ここでは、私の失敗例を紹介します。 30年前、築3、4年ほどの重量鉄骨構造・外壁ALC(軽量発泡コンクリート)の賃貸物件を買い、運営を始めました。これは学生対象のマンションだったので非常に収益を上げられました。学生は2年で入れ替わりがあるので、敷金・礼金がその都度入ってくるわけです。それと家賃収入を合わせれば手取りの額は相当なものでした。 しかし、数年経営するうちに、この物件の運営に嫌気がさしてしまいました。とにかく傷みが早いのです。階段の壁や外壁はひびが割れ、いくら補修してもすぐに別の場所でひび割れが発生する、という繰り返しできりがありません。 気がつけばあちこちにくもの巣が張り、築10年も経たないうちに、どんどんみすぼらしくなっていきました。結局、その物件は知人に売ってしまいましたが、8000万円ほどで購入したものを5000万円で転売しました。3000万円ほど損をしたことになります。 それ以来、満室経営をできるとしても、すぐに痛んでしまうような鉄骨アパートでは物件をつくらないと決めました。その後はコンクリート造の建物ばかり建てました。だから私は、今まで「鉄骨はダメ」と言ってきたのです。
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