新築当初は、建物も綺麗で順風満帆であった賃貸経営。しかし、どんな建物であっても築年数の経過と共に、多少の汚れや破損、不具合などが生じてくるものです。せっかく入居希望者が内見(物件の見学)に来てくれても「汚れている! 古い!」と思われたのでは、決まるはずの入居も決まりません。長期間の安定経営を目指すためには、建物の「定期メンテナンス」が欠かせません。そこで今回は、当機構が空室補償をしているオーナー会員様の賃貸物件に、築10年を迎えたタイミングで実施している「共用部:無料10年点検サービス」でよく見られるケースを3つご紹介します。(よくある事例1) 鉄部のサビ(image) 築10年も経つと、まず鉄製部品のサビ、塗装の剥げ・汚れが目立ち始めます。写真のように給湯器が玄関扉の脇に露出で設置されている物件は多いと思います。これは入居者の目につきますから、日頃からの拭き掃除が欠かせません。(よくある事例2) 屋上防水の不具合(image) 屋上の防水は、一般的にメーカー保証が10年ですから、塗装部分と同様にそろそろ不具合も出始める頃です。写真では、防水シートに浮きが見られます。屋上の防水は、最悪の場合、室内への漏水を引き起こす原因にもなりますので、定期的にチェックしたい項目です。(よくある事例3) タイルの割れ・剥がれ(image) 写真のような階段タイルの剥がれ・欠けの様子は、よく見られる現象です。建物の維持保全上の致命傷にこそなりませんが、これも入居者目線で見た時には印象がよくありません。清掃も含め、きちんとメンテナンスしておきたい部分です。ご紹介した3つの症状以外にも、建物のチェックポイントはたくさんあります。人間が定期診断で健康チェックをするのと同様に、建物に対しても定期的な点検とメンテナンスを行うことが重要であることは、おわかりいただけるかと思います。しかし残念ながら、工事受注を取るまでは頻繁に足を運んでくれた建設会社さんも、建物完成後、引渡しが終わると以降はパッタリで、なかなか定期メンテナンスまで面倒を見てくれる建設会社は多くありません。管理会社も同様で、入居の斡旋と室内のリフォーム提案はしてくれるでしょうが、共用部分の管理までは、目が行き届いていないのが実情です。そこで、この度は、土地活用ドットコムの読者様に、当機構が10年点検時に利用している「チェックリスト付き! アパマン10年点検ガイドブック」を先着20名様に無料プレゼントいたします。ぜひこれをお読みいただき、オーナー様目線で共用部分の点検をされてはいかがでしょうか。また、「すぐに建物診断を頼みたい!」というオーナー様には、当機構所属の一級建築士による建物診断サービスもご案内が可能ですので、ご興味があればお気軽にお問合せ下さい。
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