「学校では、人はお金のために働くことを学ぶ。だが、お金を自分のために働かせることは知らないままで一生を終わる。」とは、ベストセラー「金持ち父さん貧乏父さん」の著者ロバート・キヨサキ氏の有名な言葉です。 これまでに、ファイナンシャルリテラシー(お金に関する数字や言葉を理解する力)について解説させていただきました。 その中で、前回は「お金持ちの人が使う法律は普通の人とは違う」ことをご説明いたしました。今回は、同氏のものの考え方の原点である「過去の成功は何の意味も持たない」ということに関して話を進めていきます。 古来から伝わる普遍的な考え方が存在することは当然あるにしても、現在の様に世の中の環境がどんどん変わっていく時代においては物の考え方は、加速度的にどんどん変わっていきます。 ロバート氏が言っているのは、その様な環境変化の中では、過去の成功は何の役にも立たなくなるということです。ロバート氏は「人間が年をとるということ、つまり時代遅れになっていくのは、その人が従来の正解に固執するからだ。」と言っています。 どういうことかというと、ロバート氏が例にあげる「従来の正解」と「新しい考え」について説明するとわかりやすいと思います。 例えば、「人間は空を飛べるのか?」という設問に対して考えてみましょう。   ライト兄弟が飛行機を発明するまで正解は「ノー」でしたが、今では人間は宇宙だっていけます。 次に、「地球は平面である?」という設問はどうでしょうか? 1492年以前の正解は「イエス」でしたが、コロンブスが過去の正解を時代遅れのものにしました。 この様に、時代の変化の中で過去の正解がどんどん時代遅れになっていきます。この様なことからロバート氏は「過去の成功は何の意味も持たない」と言っているのです。 この様に時代の変化と共に物の考えが変わってくるという見方で資産形成に関して考えてみますと、 「土地こそがすべての富の基礎となる」という農地改革以前の考え方はもはや過去のものになっています。 同じように「お金を儲けるためにお金は必要か?」ということも、新興の資産家を引き合いに出すまでもなく古い考え方といえます。 それでは資産形成のために何が必要なのでしょうか?おそらく必要なものは「情報」です。いつも自分の考えに疑問を持ち、時代遅れにならないように常に新しい情報にアンテナを張っておくことが、過去の正解に固執しないための唯一の方法だと思います。最後にロバート氏の言葉を引用させていただいて今回の結びとします。「あなたにできる投資の中で一番大切な投資は、つねに自分を教育し、新しい考え方を探すために投資をすることだ。だから、あなたにも探し続けてほしい。自分の古い考え方に疑問を投げかけ続けてほしい。」(参考文献)改訂版 金持ち父さん貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 ロバート・キヨサキ著(筑摩書房)
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