(image)  お金の特徴としてかつてお金が存在しない時代は互いが必要とするものを物々交換で取得しました。しかし、これでは自分の持っている物の種類は僅かでも必要な数多くの物を取得することが出来ません。そこでお金というものが開発されたことにより、自らは1種類のものを大量に生産してお金に換えれば数多くの物が取得できますし、社会全体の効率も上がります。 物を保管しておけばいつしか劣化、消耗しますが、お金では劣化もなければ貯蔵するに場所もわずかで足ります。また、お金の大小がものさしの役割となり、物と物とを比較することが出来ます。 お金は硬貨や紙幣で出来ていますが、それ自体に価値はありません。日本であれば日本銀行が発行している紙片ですが、誰もが間違いなく紙幣と信じていますので安心して受け取ってもらえます。 物は時間の経過とともに劣化しますが、お金は金融機関に預けたり、金融商品に形を変えることにより時間とともに増加していく特徴を持っています。当たり前のことですが、真剣に考えると不思議な代物です。
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