(image)  連載記事を見やすくしよう (image) (image)
⇒このブログ左上のテーマ:山歩き」をクリック (image)
・・・すると、最近の「山歩き」のブログが10件、下に続けて表示されます。
(但し、日付が新しい順に表示)

 

 

 

6-1 あの有名な”カニの・・・”とは?

 

8:30 「カニのタテバイ」に挑む

 

およそ、ある程度 山登りをされる方ならば、

「カニのタテバイ」と「カニのヨコバイ」

はご存知と思います。

 

私も、勿論、聞いたこと位はありましたヨ。(image)

 

でも、それは”岩登り”をやる一部の(上級者の)人達の世界であって、

自分には関係ないと思っていました。

 

でも、

「覗いてはいけない特別な世界」だと考えていた剱岳に来てみて、

それでもある意味、どこか「他人ごと」と捉えていた、

「カニの・・」の場所に、

現実に(自分が)来ているという高揚感!

 

(image)

(「カニのタテバイ」に到達!)

 

次第に心の高ぶりを感じずにはいられませんでした。

 

「カニのタテバイ」と「カニのヨコバイ」とは・・・・。

剱岳の山頂直下にある、岩登りの難所(中の難所)の名前です。

 

変な名前でしょうか・・・?

 

 

(image)

(「カニのタテバイ」に取り付く)

 

剱岳の登山道は、「上り専用」と「下り専用」に分かれている場所が何カ所かあります。

 

例えば、

「上り専用」の道に登り始めた場合、途中で引き返す(下る)事は許されません。(image)  要は、”一方通行”なんですね。

 

「カニのタテバイ」は、上り専用道路、

「カニのヨコバイ」は、下り専用道路、

という訳です。

 

(image)

(「カニのタテバイ」に取り付く)

 

「カニのタテバイ」は、20m程の垂直の岩壁です。

 

大勢のカニさんが(ゾロゾロと)歩くように、

(行儀よく)岩壁上部に向かって歩くのみとなります。

 

岩壁には、上下方向に、一本の”鎖(クサリ)”が張られており、

また、所々に”金属製のボルト”が打ち付けられています。

 

(image)

(「カニのタテバイ」を登る)

 

勿論、

上級者は鎖やボルトに頼らずに登られると思いますが、

こうした装備を利用すれば、比較的安全に(!?)岩登りが楽しめます。

 

 

6-2 ”カニの・・”を過ぎ、山頂直下へ

 

8:50 「カニのタテバイ」を完了

 

「カニの・・・」を登り終えても、まだ、岩壁は続きます。

しかも、雨が降った後の岩壁は滑ります。

 

私は、垂直に近い一枚岩の岩壁で足を滑らせてしまいました。(image)

鎖が無ければ、滑落していました。(油断大敵です。)

 

 

(image)

(「カニのタテバイ」を登って、一息つく)

 

 

さあて、ここまでくれば剱岳山頂は眼の前です。

(まあ、結構くたびれてますけどネ。) (image)

 

(image)

(「剱岳」山頂直下を行く)

 

 

 

※次回は、 遂に「剱岳」山頂へ。その後も試練が・・。

 

●「剱岳に魅せられた人を「剱人」と呼ぶ」(その7。完結編)へ続く

 

async




async
アドバイザーをされたい方へ
ログインフォーム
メールアドレス
パスワード
パスワードを忘れてしまいましたか?
土地活用ドットコム