エレベーターの定期検査と報告

 エレベーターの所有者または管理者は、建築基準法により定期的に検査を行い、安全性を維持すること、及び、報告が義務付けられています。・定期検査は、建築士(1級または2級)または、建設大臣の認定する昇降機検査資格者が行わなければなりません。・定期検査が終了すると、報告を行った証明として「定期検査報告済証」が発行されますので、見やすい場所に掲示することになっています。

エレベーターの定期点検と保守契約

 エレベーターは複雑な部品や電気回路によって構成されています。そのために日常の保守点検、整備が重要です。 年1回の法定検査とは別に、原則として専門技術者が定期的に点検・整備を実施し、安全の確認をしています。 毎月、専門技術者が来て点検する方法と遠隔診断システム十専門技術者の点検(3ヵ月に1回程度)の方法があります。後者の方式は点検のためにエレベーターを止める時間及び回数を減らし、お客様の利便性をあまり損なわないというメリットがあります。 エレベーターの点検・整備を行うために、保守契約が結ばれます。保守契約には非常時の緊急出動も含まれています。また保守契約には、「フルメンテナンス(FM)契約」と「P.O.G.契約」があります。(i)フルメンテナンス(FM)契約 ほとんどのマンションで採用されている契約方式で、点検整備や手入れ、修理や部品交換、機器の取替え等、機能維持に必要なメンテナンスをすべて保守料金の中で行うことになっています。[コストの目安] 5階建て6人乗りの場合で、  ・メーカー系 ¥40,000~¥50,000  ・独立系   ¥35,000~¥40,000
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