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(image) 　消防設備は、建築基準法や消防法に基づいて、「人命の安全」「財産の保護」を目的として設置される大変重要な設備で、「消防用設備等」といいます。　消防用設備等は、様々な部品や機器から構成されており、いざというときに正常に作動しなければ、大きな災害に発展する可能性があります。そのために消防法等によって、定期的な点検とその結果の報告が義務付けられています。

マンションに必要な警報設備とは

　警報設備は、火災を早期に発見し、速やかに居住者へ音響によって通報する設備です。ここでは、多くのマンションで設置されている「自動火災報知設備」について紹介します。【自動火災報知設備】　警報設備として最も代表的な設備が自動火災報知設備(通称:自火報)です。火災の際の熱または煙等を感知器によって感知し、自動的に警報音を発することによって、火災の早期発見、早期通報、迅速な消火、早期避難を可能にします。　自動火災報知設備は感知器(熱・煙等)、受信機、中継器、発信機、表示灯、音響装置等から構成されるシステムです。