(株)ハクトで15年間経営していましたが、ゴールドエイジ瑞浪と中津川の2館が7月1日からゴールドエイジ(株)に営業譲渡されました。私が代表だったのですが6月末で退任いたしまして、全ての経営をゴールドエイジ(株)に移行いたしました。その理由はいくつもあるのですが、まず第(1)は、もともとこの会社は私の家内の実家の会社でした。長年製綿業を営んでいて、布団屋さんなどに寝具の製造と卸業を手広く行っていました。しかし布団がベッドに変わったり、繊維産業の衰退もあって、これからは介護事業が伸びると考えて業態を大転換して今のゴールドエイジハクトとして再スタートしました。代表の社長は家内でしたが、残念ながら5年前に他界しましたので、自動的に私が社長を引き継いで今までやってきました。そして第(2)の理由はそもそも(株)ハクトさんは私の会社ではなかったので、なんとか実家の家業として続けてもらいたいと思っていました。しかし介護の仕事は簡単ではなく、24時間365日休みがありません。そしてヘルパーさんの求人をしても人が集まらないし、館長や副館長の採用も10年以上できませんでした。そうするとどうしても、家業を継いでいる人達に大きな負担がかかりますし、私は他にたくさんの仕事をかかえているので手助けもできません。なのでこれ以上無理をして体を壊してはいけないという思いで、1,000人以上の社員さんのいるゴールドエイジ(株)さんに瑞浪と中津川の経営をやってもらうように頼んだ次第です。第(3)の理由は、営業権を譲渡することによって持ち株を売却できますし、一旦退職することによって退職金もお払いすることができるからです。中小企業の経営とは厳しいものです。持っている株式を人に売れませんし、売ったとしても安いものです。そもそも株を買ってくれる人もほとんどいませんね。しかしゴールドエイジ(株)であれば適正な価格で株式を譲渡することができました。あとは退職金もあるお金から全額支払ってしまっても、ゴールドエイジが経営するのであれば、何の心配もありません。これが全然知らない会社への譲渡だと、絶対にそれは上手くいかないのです。第(4)の理由は、4代続いた家業を閉めることはなかなか複雑な心境ですし、苦しい選択だったと思います。しかしあと10年頑張っても後を継いでくれる後継者が居ないことです。それではあと10年頑張る意味がありませんし、下手に頑張ってしまって体を壊してしまっては、元も子もありません。私はそれが一番心配でした。それならまだ元気な内に会社を閉めてしまった方が正しい選択だと私は考えました。無くなってしまう訳ではありませんし、経営がゴールドエイジになるだけで、同じ社員さん、同じ入居者さんが居てくれるのですから何も淋しいことはありませんね。これが(4)番目の理由でした。第(5)番目の理由ですが、これが少しおかしいというか、私の勝手というか、不純な動機なのですが、すみません、この会社は家内の会社なのです。家内が亡くなってしまったので仕方なく私が社長をやってきました。しかしここでは私は本来の私の能力が全く発揮できないのです。何故でしょう…(?)答えは私の家内の実家に対する遠慮と礼儀でした。私は社員さんには大きな声で叱って指導して会社の成績を上げますが、家内の実家には絶対にそれはできませんし、やりたくありません。だから私がここに居る価値がないので、代わってゴールドエイジさんに経営をお願いしたということです。この(1)~(5)の総合的な判断だったのです。私を含めて皆さん全員にとって、良かったねと言えることを期待しています。
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